こんにちはメガネのイザワです。
今回、壮大なタイトルを付けましたが、世の中には結構眼鏡づくりで困っている方が多いと感じています。
現在日本での「眼鏡屋さん」というとたくさんあってどこに行っても同じように「眼鏡を作れる」と思っている方が大半ではないでしょうか?
メガネづくりで困っている方は結構いらっしゃいます
当店に新規で来店される方は結構遠方からいらっしゃる方も多いです。
お話を聞くと近くで「作っていたけどなかなかしっくりこない」なんて言う話も聞きます。
たくさんお店が合ってたくさんのスタッフがいると思いますが、眼鏡の合わせ方は千差万別です。
一言に眼鏡と言っても眼鏡づくりには、度数合わせ方、レンズ種類、フレームデザイン、フレームフィッティング、様々な要因がありこれらが総合的に合う事が必要かと思います。
なかなか奥が深いんです実は(笑)
度数の合わせ方一つ取っても、お客様の現状の不満点、使用環境を確認し、現状の見え方を確認、それに合わせてどのように見えるようにするか?そしてその見え方を作るうえでの度数ももちろん重要ですが、どのようなレンズを使うかによっても使い勝手が変わってきます。
そしてフレームデザインはファッション的な側面ももちろんお客様の好みがありますが、その好みに見合う中で、掛け心地の違いやフレームの機能的な部分も様々あります。例えば掛外しの多い眼鏡になるのか長い時間かけててストレスが少ないものを選ぶのか?はたまた跳ね上げ眼鏡等の一時的にレンズ面を跳ね上げて使えるようなものもあります。
そしてフィッティング、眼鏡を掛けた際にしっかりと且つストレスが少なく掛けられる事を目指すのはもちろんの事、レンズと目の位置関係、距離、角度、縦横高さの調整などが見え方に大きく影響してきます。
国家資格眼鏡作製技能士
最近、国家資格の眼鏡作製技能士という資格が誕生しました。
もともと認定眼鏡士という資格がありましたが、これは国家資格化するための準備段階の資格だったと言っても良いのではないでしょうか?
私が業界で働きだした25年前くらいにできた資格で、国家資格実現するのにまさに25年かかったという事ですね・・・
現状は認定眼鏡士所持者が移行試験を経て眼鏡作製技能士にステップアップした人が大半ですが、今後は筆記試験と実技試験をクリアーして初めて得られる資格です。
最初から取る場合の試験は2022年度、1級の合格率はなんと6.7%・・・
1級2級含めた合格率はおよそ21.6%だったそうです。
1級においては結構狭き門という感じで、そのほかの国家資格の合格率と照らし合わせてみると社労士5%、土地家屋調査士8%という事でハードルが高い資格と肩を並べる割合ですね・・・
私は認定眼鏡士からの移行試験によって眼鏡作製技能士1級を持つことができましたが、今後もこれから取得する方々に恥じないように努力していかなければなりません!!
眼鏡店選びは出会い
世の中にこれだけ多くの眼鏡屋さんがあり、特に当店のような個人店はまずは世の中の人に知ってもらわなければならないです。
ひとりでも多くの眼鏡づくりに困っている方に知って頂けるようにYouTubeをはじめ、Twitterなどで情報発信をしています。
メガネのイザワは「視生活を明るく快適に」をモットーにしています。
私が修行した会社は「お客様の喜びが私たちの誇りです」と育ってきました。
この二つの考え方は今の私のお客様に眼鏡を提供する原動力となっています。
お客様のお声をいただく中で「こんなに楽に見えるんだ」「今まで眼鏡づくりで苦労してたのに」などと仰って頂く時、眼鏡屋って楽しいなぁ~と思う瞬間です。