こんにちはメガネのイザワです
眼鏡を選ぶ際には、フレームだけでなくレンズの種類も重要なポイントです。レンズの種類によって、視力矯正だけでなく、目の疲れを軽減することができたり、紫外線やブルーライトから目を守ることができます。今回は、眼鏡のレンズについて、種類や選び方について詳しく解説します。
【1. クリアレンズ】
クリアレンズは、一般的なレンズで、視力矯正や老眼鏡に使用されます。クリアレンズは透明なため、レンズ自体の見た目には違いがありませんが、レンズ素材によって軽量化や耐衝撃性、汚れ防止など機能面で違いがあります。
クリアレンズは、度数が強くなる場合には厚くなり、重くなるという問題があります。
そのため、薄型の素材を選ぶことができます。薄型のクリアレンズは、高屈折率素材を使用することで、薄く軽量化されています。また、衝撃に強く、汚れにくいレンズもあります。自分に合ったクリアレンズを選ぶことで、快適な視界を手に入れることができます。
【2. カラーレンズ】
レンズに色を付けることで、見た目を変えることができます。例えば、グレーの色を付けることで、色素の影響を受けにくく、色調を自然に補正することができます。また、色によって雰囲気を変えることもできます。
カラーレンズには、UVカット機能のあるものや、調光機能のあるものもあります。調光機能のあるカラーレンズは、屋外での使用時に明るさに合わせて色が変化するレンズです。明るい場所ではレンズが濃くなり、暗い場所では透明になります。このため、一つの眼鏡で屋外での使用時に、常に快適な視界を得ることができます。
ただ注意点として気温により濃度が異なり夏の暑い時期よりも冬の寒い時期の方が濃くなるという特性を持っています。
【3. ブルーライトカットレンズ】
ブルーライトは、デジタル機器やLED照明などから発せられる光です。長時間これらの光にさらされることで、目の疲れや乾燥、睡眠障害などが引き起こされることがあります。そこで、ブルーライトをカットする機能を持つレンズが登場しました。
ブルーライトカットレンズは、レンズに特殊な膜を付けることで、ブルーライトをカットする機能があります。特に、パソコンやスマホを長時間使用する方や、夜遅くまで作業をする方におすすめです。また、ブルーライトカットレンズは、カラーレンズに比べてレンズの透明度や色味に変化が少ないため、普段の使用にも適しています。
【4. 遠近両用累進レンズ】
老眼鏡を使用している方や、遠近両用の眼鏡を探している方におすすめなのが、累進レンズです。累進レンズは、上部が遠くを見るときに使用する度数、下部が近くを見るときに使用する度数、そして中間部分がその中間の度数になっている、段差のないレンズです。
累進レンズは、従来の遠近両用レンズと比べて、度数の段差がないため、自然な視界を得ることができます。また、多くのメーカーから様々な種類の累進レンズが発売されており、自分に合ったレンズを選ぶことができます。
【5. まとめ】
眼鏡のレンズには、視力矯正だけでなく、機能面や見た目にも違いがあります。自分のライフスタイルや使用環境に合ったレンズを選ぶことで、より快適な視界を手に入れることができます。
クリアレンズは一般的なレンズで、薄型のものや衝撃に強いものがあります。カラーレンズには、色によって見た目を変えるものや、UVカット機能や調光機能を備えたものがあります。ブルーライトカットレンズは、デジタル機器の使用、長時間の目の疲れや乾燥を防ぎ、快適な目の状態を維持することができます。
また、累進レンズは、老眼鏡や遠近両用レンズのように度数の段差がなく、自然な視界を得ることができます。適切なレンズを選ぶことで、目の疲れやストレスを軽減し、より快適な視界を手に入れることができます。
しかし、レンズを選ぶ際には、自分に合ったものを選ぶことが重要です。眼鏡店での相談や、視力検査などを受けることで、自分に合ったレンズを選ぶことができます。また、予算や使用目的、デザインなども考慮し、総合的に判断することが大切です。
眼鏡のレンズは、視力矯正だけでなく、機能や見た目にも違いがあります。自分のライフスタイルや使用環境に合わせて、最適なレンズを選び、より快適な視界を手に入れましょう。
