こんにちはメガネのイザワ 伊澤康一郎です。
突然ですが、眼鏡屋をやっていると「近くを見る」というワードを想像しただけでもその近くというのが何センチか気になります(笑)
皆さん「そんなセンチ単位まで必要!?」と思うかもしれませんが近くに感じては距離の変化に対する影響はよりシビアになります。
例えばマラソンの1~3位の人のタイム差と50M走の1~3位のタイム差は短い距離のほうがシビアですよね?
「そんなの当たり前じゃん?」って思われるかもしれないですが、眼鏡屋にとって近くの距離が50センチなのか35センチなのか25センチなのか?はすごく重要な事なんです。
一般的に認知されている部分で「45歳位から手元は見えにくくなってきますよ」って聞いたことあると思いますが、実はこの部分でさえも時代による変化があります。
この正視の人が前提になりますが近視も遠視も乱視もない人が45歳位で見えづらさを感じるのは35センチ位の距離をいいます。
同じ条件の人が50センチで見れば見えます。
先程の「45歳位から手元が見えにくく・・・」と言っている時代は手元(近く)の基準があくまで35センチ位だったから45歳から老眼とされていましたが、現代では代表的なものではスマートフォンの普及により画面の大きさなどにもよりますが、スマフォを見る距離って30~20センチ位になります(イザワ調べ)
その分近くが見えにくいと感じる年齢も低年齢化していると思います。
今日本の人口の年齢ごとの割合を考えても団塊世代ジュニアがまさにその真っ只中にいます。
私も少しだけズレていますがほぼこの世代の40歳です。
実際にも遠近もアイアシストも使っています。
今疲れ目軽減と言うことでPCレンズやブルーライトカットレンズなども多く販売されていてそれだけ皆さん「疲れ目」に対して意識が高いと思います。
もちろん刺激の強い光のブルーライトを軽減することによって疲れ目を軽減することも重要かと思います。
しかし根本的には視力、度数があっていなくて起きている眼精疲労が大半だと思います。
根本的なことを解決せずにブルーカットやPCレンズを使っても意味がありません。
実際に「スマホなどを見る時間も多いけどちゃんと見える、だけど流石に長く見てると疲れるよね」っていう方は度数的に対策したほうがより快適になると思いますよ。
「視生活を明るく快適に」
認定眼鏡士と認定補聴器技能者のいる店
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