こんにちはメガネのイザワ 伊澤康一郎です。
今日は珍しく商品紹介します。
従来からあった近視抑制レンズのMCレンズがリニューアルされました。
商品名はマイオキッズです。
まずは動画を御覧ください。
今までのカールツアイスのMCレンズは眼科さんの処方箋を受けて販売させていただく商品でしたが、この度一般販売にあたってリニューアルされました。
このお子様向けの調節力をサポートする考え方には賛否があるのは事実です。
なぜって?人間にはそもそも調節力が備わっていて必要に応じてピントが合わせられるようになっています。
下の図は手元のピントの合い辛さを年齢別に表したものですが、無論30歳代以下の人の調節力は30センチ以内まで合わせることができます。
そしてこれはピントが合わなくなってきたらメガネ等で補いましょうという話ですが。
このマイオキッズの考え方はピントを合わせることができてもその負担を軽減することにより近視の進行を緩和させようというのが狙いです。
ちょっと伝わりにくいかもしれませんのでたとえ話をします。
人間て成長期の過程で生活環境に順応してくる側面があると思っています。
例えば、バスケットボールやバレーボールを学生時代から続けている子って身長が高いイメージがあります。
もちろんそれぞれの選手でも小柄な方は実際にいますが、より高い位置でボールを触れたりすることは有利となるスポーツは割合として身長が伸びやすいと思います。
細かいこと言えば逆に「身長が大きいからそのスポーツを始めた」という方も少なくはないかもしれませんが・・・・
あとこれは漫画の描写の影響もあるかもしれませんが、ガリ勉くん(今コレ伝わらないかな?)は一生懸命勉強をして近くばかり見てることが多く強い近視のイメージありませんか?
誇張している部分もあるかもしれませんが、私は近くを見る生活が多くなると眼が近くを見えやすくするために順応する部分があると思っています。
実際に永く見させていただいているお客様でも生活環境の変化する時には度数の変化が起こりやすいというのは実感しています。
社会人になってデスクワークが多くなって近視が進行したとか・・・
確かに仮性近視と言って調節筋が凝り固まるような感じで擬似的な近視のケースもありますがそれを差し引いてもその傾向はあると思っています。
小学校低学年くらいまでは特に身長も小さめでノート等の見る距離も近くなりがちなので、今回紹介している調節力をアシストするレンズは近視抑制の一端になると思います。
ただ中には両眼視機能が正しく機能するためにはアシストしないほうが良いお子さんもいらっしゃるのでそこがややこしいところ・・・
万人に使えるレンズではないので一般的な眼鏡店(量販店等)でも取り扱えない商品だと思っています。
正直、手のかかるレンズです(ぶっちゃけ・・・)
それでも、私はお子様一人一人の視生活を守れれば!と思っています。
最後に熱いこと言いましたが、でも本当に眼鏡って現在の日本では雑貨のように扱われていますが非常に繊細で大人も子供も一人ひとりにそれぞれ違った選択肢がありそれぞれに適した提案があります。
成長期の大事な視力はぜひ専門店のベテランスタッフに相談されたほうが良いと思います。
ぜひ気になる方はご相談ください。
「視生活を明るく快適に」
認定眼鏡士と認定補聴器技能者のいる店
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