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NOメガネ!NOLIFE!

視生活を明るく快適に メガネのイザワ

高い眼鏡と安い眼鏡何が違うの?

こんにちはメガネのイザワです

先日YouTubeを見ていたら、今回あげたタイトルと同じような内容を題材にした動画がいくつかありました。

眼鏡屋さんが解説しているものや、一般の方目線のお話、2ちゃんねるまとめみたいなものもありました。

 

我々眼鏡屋としては「勉強になるなぁ」と感じます。

 

メガネレンズひとつとっても出来上がってしまうと商品の良し悪しはわかりづらい部分は確かにあると思います

商品によっては隠しマークと言って透かしのようなものを見てレンズスペックを判別できたりするものもありますが、すべての物がそうなっているわけではないのでわからない時もあります。

特にレンズメーカーによってもそれぞれのパターンがあるので、「レンズ隠しマーク集」とか各メーカーさんの隠しマークを調べられる事典みたいなものもあります

 

この「高い眼鏡と安い眼鏡何が違うの?」という部分ですが眼鏡という物を全部ひっくるめてひと纏めに語る事は難しいですよね。

しかも「違い」という部分だけに触れるのであれば説明はつけられると思いますが、一般消費者のコメントなどを見ていると「結局安くても使えるんだから良いじゃん」と感じている方がいらっしゃるのも事実です。

 

昨今、眼鏡業界は一言に「眼鏡屋」と言ってもいろいろな業態が混在している感じです。

私のような商店街にある町の普通の眼鏡屋から数店舗の中規模チェーン、数十店舗の大規模チェーン

そのチェーン展開している会社でも定価から割引を行う安売り業態やオリジナル商品で構成してもともとの商品を低価格で提供するお店

価格帯を3つ位に絞って提案するお店

受付→検査→商品お渡しまでをスピーディーにお渡しする事を提案するお店

 

一般消費者の認識としては多くの方は上に挙げた業態全部ひっくるめて同じ眼鏡屋と思っている方も多いのではないでしょうか?

 

いやまぁどれも眼鏡屋なんですが(笑)

 

例えば車屋さんとして例えた時に車に興味のない方はどこの自動車メーカーも違いは分からないかと思います。

ただ自動車メーカーでMercedesBenz、BMW、Porsche、Rolls-RoyceFerrariトヨタ、日産、スバル、マツダダイハツ

どの車メーカーももちろん車を売っていますが、同じ車は売っていません。

そして価格帯的にもメーカー毎に違います。

日本の市場においてベンツやBMWは高級車という認識があると思います

ポルシェ、ロールスロイスフェラーリはグローバルで見ても高級車

 

トヨタは高級車に当たり様な車種もあれば大衆車、小型車など幅広くあり

日産、スバル、マツダ辺りは今は高級車というよりも普通車のラインナップが広いイメージ

ダイハツは小型車、特に軽自動車が多く価格帯的には低めのラインナップが多い

 

ざっくりとしたイメージとしてはそんな感じでしょうか?

 

細かい事言えばベンツ、BMWはドイツ本国に行けば日本のトヨタみたいなメーカーなので海外に出ればまたイメージも変わりますし、日本市場においても小型車までラインナップがあるのですが、小型車と言ってもやっぱり価格帯的に高級車のイメージにさせて頂きました。

 

振りが長くなりましたがww

車メーカーのイメージって少し車を知ってる人ならばこんなイメージではないでしょうか?

眼鏡屋もこんな感じでそれぞれのお店や会社によって取り扱う商品が違ったり、お客様の見え方を作る際の検査やレンズとフレームを組み合わせる加工や調整の技術、知識が違ったりもします。

 

そして私は個人店なので個人店と大型店の違いに触れがちですが、お客様ひとり一人に掛ける時間が違う事、そして作ったその後のアフターサービスなども含めて末永く関らせていただけるという部分が大きく違う部分だなと思っています。

 

そして商品的な部分は、簡潔に言ってしまうと「金額が高い物はそれだけコストを掛けている」逆に「販売価格が安い商品はコストを削っている」という事です。

もちろん不必要な部分があるとすればコストを削って販売価格を抑える事は消費者目線で見ても重要な事かと思います。

眼鏡に於いてレンズとフレームそれぞれ考えても、

レンズは長く使っていただく中で快適にクリアーに見えてそれを維持するために傷つきにくくコーティングを剝がれにくくするなどを達成するために手間がかかります。

フレームも素材選びから加工方法、表面処理などレンズと同じように長く使ってもらえるよう手間を掛け、眼鏡に大切な調製を適切に行えるように考えられ作られます。

 

昔の話ですが、バブル期からその後の名残がある頃は嗜好品の様に高価な素材をふんだんに使って高い商品もありましたが、最近のフレームは上記のような「快適に使っていただけるように考え掛けたコスト」といった側面が強くなってきているように思います。

 

つらつらといろいろ書きましたが、最終的にはお客様の使用環境やライフスタイルなどによって納得のいくもの(価格帯含め)をお選びいただくのが良いかと思います

仕事などで汚れやすい、傷になりやすいなどでコストを抑えて短期間的に変えていきたいという考え方もありますし、快適にクリアーに長く使いたいそのためにコストを掛けても良いという考えもあるかと思います。

 

私は眼鏡屋のトヨタを目指して?手ごろなラインから高機能商品も含めて幅広く提供できるようにしていきたいと思います。