こんにちはメガネのイザワ 伊澤康一郎です。
最近はブログの方はインスタの写真ばかりであまり書く機会がすくなっていますが・・・
今回は先日も告知をした眼鏡屋の新しい形のグループmoreについてです。
H.P.: https://more-kaitekimegane.jimdofree.com/
なんで新たにまたグループができたのか?
昨今、一言に「眼鏡屋」と言っても様々な業態、お店があります。
初めて眼鏡を作ろうと思った時多分真っ先に思いつくのはTVCMをやっていたりショッピングモールに行くと必ずある大手量販店さんかと思います。
「早く出来て、安く出来て、見えるようになる。」
中には「安売り量販店」じゃない大手さんもありますのでいろんな眼鏡屋を語る上で線引は難しいのですが・・・
moreに参加している眼鏡店は個人店が主です。店主の眼鏡に対しする想いがあり、お客様ひとりひとりの眼鏡を本気で「より見やすく、より快適に、より困った事を解決しよう」と奮闘しているお店の集まりです。
フレームもお客様のお顔を思い浮かべながら仕入れをして、見え方のチェックもただ視力が出ればいいだけじゃなくお客様の日常、使用環境を想像しながら「どういうふうに作れば快適に見えるようになるか?」常に考えながら眼鏡を誂えています。
ちょっと話は変わりますが・・・
私の日常の話です。
たとえば・・・腕時計。
若いときはいろいろなデザインの時計を買いました。と言っても若かりし私が買える金額の時計です。
「かっこよければいい」「おしゃれっぽければいい」「時計だけどそんなに正確に動かなくてもいい」そんな感覚だったと思います。
今はお休みの日などは携帯もあるし腕時計はわざわざしなくなったと言う人もいらっしゃると思います。
私は仕事中は必ず腕時計しますが、外国製の高級時計と言われるものも今は一つだけ持ってます(笑)
今まででいろいろな時計をそれなりには使ってきたと思います(決して多くはないけど)
その結論「それなりにカッコよさも必要だけどいつどんな時も正確に時を刻む時計としての基本機能って一番重要」と思うようになりました。
時計なら国産のよく知るメーカーの国内生産のそれなりのものが欲しいです。
デザイン性重視のやすい時計は短期間的に見ればそれなりに正確に時を刻むと思いますが長期的に見ると精度もそうですが物理的に故障したりするリスクも高くなると思います。
逆に外国産高級時計と言われるものの多くはゼンマイ式の自動巻き、手巻きなどが多いと思いますが、ちゃんとお手入れしたり、一日外しておいておくと時間を合わせ直さなければなりません。
眼鏡もまた時計に似た要素があると思いますが、工業製品として形は眼鏡でも素材に拘り、デザインに拘り、掛け心地に拘り、お客様の顔に細かく合わせられるように考え、長期使用した際の耐性を考え、様々な要素を満たすためにはだんだんとコストは上がっていきます。
しかしなるべく多くの方に使っていただきやすいようにするにはコストを抑える努力もしています。
私が思っているフレーム単体での適正価格って2万円~6万円くらいじゃないかな?と思います。
じゃぁ6万円以上のフレームってどうなの?と思う方もいらっしゃると思いますが一概には言えませんが、ブランド料だったり造り手が思うがままに良いと思う素材を使って作ったとか、逆に製品価値を高めるために高価な素材や製造工程を経て作ったとかになりがちだと思います。
趣向品的要素が強くなるんですかね?
もちろん6万円以上の商品を否定しているわけではありません。
だた5万円のフレームと10万円のフレームを使い比べて「眼鏡としての正常な利便性」に大きな違いが出るかと言われるとほぼ差は出ないんじゃないか?と思います。
そんな中私は「お客様が実際に使用していく環境の中で快適に長く使える物をおすすめしたい」と言う想いから上の2つで迷っていたときには5万円のフレームを勧めるかと思います。もちろんお客様が10万円のフレームに見合う要素に魅力を感じていればそれを止めるものではありませんが(笑)
とにかく個人の眼鏡屋さんってこんな考えの方多いと思います。
一人ひとりのお客様に如何に喜んでもらえるかを日々考えながら丁寧に眼鏡を作る。
moreはそんな眼鏡屋さんたちの集まりだと思っていただければと思います。
今後もたくさんの同じ思いを持った眼鏡屋さんが集まり、日本全国どちらの方にもより良い眼鏡屋さんが見つけられるグループになっていきたいと思っています♪
認定眼鏡士のいるお店
メガネのイザワ
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