20年を超えるお付き合い
こんにちはメガネのイザワです
今日は少し昔話をしようかと・・・
現在実家の眼鏡屋ですが、実家に入る前に10年間修業に出ていました。
その修行先ではいろいろな経験をさせてもらいました。
私が20歳のころ、新店舗の立ち上げ→店長をさせてもらっていた時の事、今考えれば社長はずいぶん無謀なチャレンジをさせてくれていたんだなぁと思います(笑)
修行先の会社は「日本一明るく元気な眼鏡屋」を掲げていて社長も含めて全社員仲良く、時には厳しくやっているお店でした。
もちろん接客も日本一明るく元気な眼鏡屋に遊びに来てくれるお客様も多かったです。
その中で今現在も実家に戻った私を求めてわざわざ来店していただけることもあります。
お客様との出会い
ある日、眼鏡を探しに来店した女子高生、眼鏡は初めてだったという事もありいろいろフレームをお試しいただきました。
当時、眼鏡はファッションアイテムとしての認知度が上がっていていろいろなファッション雑誌や眼鏡専門の雑誌なども創刊されたりしていたような時代です。
そんな時期という事もあり「眼鏡を楽しむ」という事を彼女にも伝えられたのかと思います。
眼鏡を掛けることによって自分の気分も変わるし、周りからの印象も変えられる、それをお客様に実感していただくことによって、私自身も眼鏡の楽しみ方をより深く教えていただいた気がします。
そこでお客様と決めた眼鏡はアンダーリムに気付かないくらいの薄いカラーを入れて作らせていただきました。
メーカーは違いますがこんな感じのイメージ
彼女にはこの眼鏡のデザイン、キャラクターがズバッとハマったようで、大変気に入ってもらいました。
嬉しい報告
それからもちょくちょく時間があればお店に遊びに来てくれて新しいフレームが入荷すれば「あーじゃないこーじゃない」とどっぷりと眼鏡の世界に浸ってくれました(笑)
そんなこんなで時も立ち、高校卒業の時に卒業アルバムを持ってきてくれて、嬉しそうに「みてみて~眼鏡が似合うランキングで1位になったよ~」と報告してくれました。
卒業アルバムって世代とか学校によって違うとは思いますが、いろいろなランキングを投票形式で行った様でその中の一つに眼鏡も含まれてました♪
そんなランキングがある事も眼鏡屋的にはうれしかったし、何よりもお客様が気に入って掛けてるメガネが周りのみんなからも支持されていたというのはダブルでうれしいですね!!
それからも大学に進んで社会人になり今では子供を連れてわざわざメガネのイザワに来てくれます。
20歳くらいだった私はもう45歳・・・25年近い付き合いになる。
眼鏡屋ってお客様の視生活をサポートしてより良い見え方を提案する、ほかの接客業にもそういう所はあるかとは思うけど、深くお客様と関わる眼鏡屋の仕事はやりがいのある仕事だなぁとつくづく思います。
*1:眼鏡を通じてお客様との長いお付き合い