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視生活を明るく快適に メガネのイザワ

眼球使用困難症って知ってますか?

こんにちはメガネのイザワです

皆さんは眼球使用困難症って聞いた事ありますか?

最近テレビなどでも取り上げられることもあるので聞いた事がある方も多いと思いますが、厚生労働省で令和3年度の福祉事業としていわゆる「眼球使用困難症」により日常生活に困難を来している方々の支援策等に関する調査研究という物が出されました。

そちらの資料から抜粋させていただきました。

 

知ってください羞明等の症状のあるいわゆる「眼球使用困難症候群」のこと

いわゆる「眼球使用困難症候群」とは?

主に羞明(通常では苦痛を感じない光量に対して、眩しくて不快に感じる状態)の症状があると同時に、「眼通」や「まぶたが開けづらい・開けられない」「見え方の異常」「眼部の不快感」などが現れ、眼球の使用が困難な状態にある症状のことを言います。この症状を持つ人は、眼の症状だけでなく、頭痛、身体各所の痛み、吐き気やめまいなどが生じ、まぶたを開けたことで数日寝込んでしまう場合もあるなど身体的なダメージが生じています。

上の様に主には羞明という眩しさに対して極度に過敏になってしまい、頭痛や吐き気、めまいなども生じるケースがあるとの事です。

これの明確な原因などは判断しにくく明確な対処、または治療方法がないのだと思います、当店にも数名相談に来られる方がいらっしゃいます、もちろん眼科や病院に掛かり解決しないままに眼鏡屋にも聞いてみようという事で来店されていますが、その中での個人的な感想としては「見え方を整える」事によって軽減する方が多いと感じます。

見え方を整えるというのは眼が外部の光を取り込み網膜で知覚し脳に見えている世界を言うのを伝達する中で、なるべく綺麗で乱れのない光を取り込めるように意識します。

 

その綺麗に見せ方や乱れの整え方というのはひとり一人の状況によって異なりますのでこのようなあいまいな表現になってしまいますが、おおむねこの考え方での見え方を提供すると状態が和らいだり緩和されたという方が多くいらっしゃいます。

 

ただいまの所、お一人だけその見え方の乱れの原因を探るうえで、眼球使用困難の症状が出ていて確認ができなかった方はいらっしゃいました。
その方には私のおすすめの眼科さんのお話などもさせて頂きながら、いま一度眼科受診をお勧めしました。

 

病院でも原因の特定が難しい「眼球使用困難症」でその原因や症状は人それぞれですが、眼科等で受診するもなかなか解決に向かわない場合でも、眼鏡でできる事もあるかもしれませんので、一度、なるべく綺麗で乱れのない光を取り込む眼鏡というのも試していただく価値はあるかと思います。

先日お作り頂いたお客様も、数日後調整クリーニングの際に仰っていたのは「眼鏡を作る前は、一日の後半は倦怠感などが強かったが、この眼鏡を掛けるようになってからそれがなくなった」との事でした。

その方は症状のひどい時期は越えられていますがスマホ画面や店内照明の明るい光などは今でも刺激が強く感じるのでご相談にいらっしゃいました。

それが日常生活がしやすくなる兆しを感じていただいて喜んでいただきました。

 

眼鏡でできる事は限られていますが、病院等で解決できなかった部分が眼鏡で緩和できる事もあるかと思います。