こんにちはメガネのイザワ 伊澤康一郎です。
さて今日は眼精疲労が眼の度数変化に影響があるんじゃないか?というお話です。
先にまず触れておきたいことは現在「近視の進行原因は医学的に正確には解明されていません」
あらっ話終わっちゃうじゃん・・・
いや、なんていうんでしょう。あくまで私の考えですが、眼の度数変化は限られた原因で変化するわけではないので、医学的に「〇〇をしたから進行を抑制できた!!」と言うのが難しいのだと思います。
例えば単純に近視進行の要素をあげていくと
・角膜曲率変化による度数の変化
・水晶体度数変化による変化
・眼軸長変化による度数の変化
・房水成分変化による度数の変化
・網膜浮腫や剥離等による度数の変化
医学的には違う言い方をするものもあるかもしれませんがざっくりこんな感じでしょうか。
まぁ内容は伝わらないとしても様々な要因で度数の変化が起こります。
先日もお子様のレンズを変えに来店されたお母様から「近視の進行を止めることはできないですか?」と
成長期は当然成長が著しい時期です。
例えば成長期に伸びる身長を止めたいと明確な対処方法があるでしょうか?
逆に伸びる時期に確実に伸びる方法があるでしょうか?
まぁ成長期より身長が伸びるように「牛乳を飲む」とか「カルシウムを取る」とか「バスケ、バレーボール、スポーツやると伸びやすい」とかあると思います。
確かにバレーボール選手って大きい人多いですよね?でもあれってバレーボールやってたから伸びたのか?身長がもともと高いからバレーボール向きだったからトップ選手になれたのか?
実際に女子バレーボールの選手でも小柄な選手いましたよね。
皆が皆、バレーボールをやれば身長が伸びるわけでは無いかと思います。
ただバレーボールをやることによって個人個人持ってるポテンシャルが発揮できたのだと私は思います。
バレーボールって背の高いネットにボールを遮るためにより高くジャンプしてブロックしたり、足元に打たれたアタックをより手を伸ばしてボールを拾いトスを上げる、バレーボール一連の動作って「もうちょっと先に届けば」って思うことが多々ありますよね。
バレーボール選手は日々練習の中で生活環境の大半が「もうちょっと先に届けば!」を過ごしてると思います。
その環境に順応しようと身体も反応してる部分があるんじゃないかな?って思ってます。
それと同様に近視の進行は成長期にはコントロールできない側面があると思いますが、勉強や読書又はゲームなど近くを見る時間が長いとその「環境に順応しようと眼は近くを見ることが得意な眼になる」と私は思ってます。
これも思いつきではなく、今までたくさんのお客様を見させていただいたその傾向を見てるとそう思えるのです。
例えば中学生頃から来てくれてるお客様、高校生になり、社会人になり、と同じ方の生活環境の変化とともに度数の変化を見れる事も多くありますが、生活環境の変化による度数の変化を感じます。
もちろんこの頃の大きな度数の変化には仮性近視と言って調節力が介入して本来、無い近視度数が出たりする事もありますがその部分は介入しないように配慮をしていてもです。
そんな今までの経験から特に受験勉強中や就職して一気にデスクワークの時間が増えたなど近くを見る作業が過多になる場合、レンズの下の方が近くを見やすくなるよう度数設定がされたレンズも一般的になってきました。
ただこれも不用意にレンズの下の度数を弱くすれば良いわけではないのでしっかりとそのレンズが活かせるか事前にチェックをしなければいけません。
みなさんも無駄な度数変化はして欲しくないと思われると思います。近方作業後増えてきたなぁ~とか、これからそういう仕事が増えるな。子供が受験勉強中だから目に負担を掛けさせたくない、などなどがあればご相談ください。
「視生活を明るく快適に」
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