こんにちはメガネのイザワ 伊澤康一郎です。
先日、レンズカラーのことを少し書きました。
その色つながりということで今回は日常になる当たり前のもので理に適ってる色について少し触れようと思います。
そこで誰もが必ず見たことある信号!!なんであの青色、黄色、赤色なんだろう?って考えたことあります?
メガネ屋って結構こういうところで疑問に持つ人多いかもしれません(笑)
(世の中のメガネ屋さん違うようであればご一報ください、変更しますww)
まず、色の特徴を考える上で分かりやすいように可視光線の説明を簡単にしてみます
可視光線がこちらです
短波長光の方は読んで字のごとく波長が短く、エネルギーが強いです。
長波長光は波長が長く、エネルギーは弱くなります(短波に比べれば)
ちなみに400nm以下は紫外線、700nm以上は赤外線になります。
そこで毎日、陽は昇って暮れていきますが、この時にも眼に見える光の特徴を表しています。
太陽の色が直接的に変わることはありませんが、私たちは時間や場所によっては様々な表情を見ます。
朝日、日中の青空、夕日
一番わかりやすいところで青空は地球に入ってくる太陽光の中の短波長光、短い波長の光は空気分子にぶつかって散乱して散乱した短波長光が空の色として見えます。
この時短波長光、青色付近以外は空気分子をすり抜けるように地上に届きます。
対して夕日は夕日が見えている場所から長い距離の空気中を通ってくるので、青い短波長光は散乱して弱まり、空気分子にぶつかりにくい長波長光の赤が遠くまで届くのです。
さて!!やっと本題(笑)
信号の色は赤は遠くからも認識しやすい遠くまで届く色です。
ブレーキランプも赤、光の特性から考えると赤信号は遠くからでも危険を認識しやすく「止まれ!」の意思表示の色には最適ですね。
対しては青はエネルギーは強い色ですが遠くから認識しやすい必要もなくある程度の距離から確認できれば問題なしといったところでしょうか?
実は信号の色が決まった起源としては大昔イギリスの鉄道会社の実験で信号の光で認識しやすいのは白・赤・緑・青と順番で白と赤が使われていたらしいですが、街頭が普及したおかげで白は使いにくくなったので緑が使われるようになったらしいです。
ちなみに「日本は青でしょ?」と思う方もいらっしゃると思いますが青というのは日本では幅広い意味を含んでいるので「緑っぽいけど青と呼ぶことに定着したようです」
昔からの決まり事とか、おばあちゃんの知恵袋的な部分でもよくありますが、こんな理論的に考えても理に適っていることがよくありますよね。
もともと昔から理屈的な理解があったからなのか?実験して初めてそこまでわかったのかはわかりませんが、調べてみると感心してしまうようなことって多々ありますね。
今回は直接的にメガネには関係ありませんでしたが、メガネの勉強をしているといろんなものが勉強になって楽しくなってきます(笑)
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