おはようございますメガネのイザワ 伊澤康一郎です。
今朝は東京もかなり冷え込みました・・・。
普段あまり雪が降らないところでも降っているようで不慣れな地域の方はお気をつけくださいね。
今日はよく聞く目の病気白内障について少し書いてみようと思います。
白内障とは水晶体というレンズが白濁してくる状態です。
光は角膜水晶体を通って網膜にピントを結んで初めて私たちは見える状態になりますが白濁した水晶体は光を通しにくく光も散乱しやすくなるので視力も出にくくなります。
霧の中にいるような状態です。
そしてこの白内障は手術によって水晶体を摘出し人工のレンズを入れます。
もともと水晶体は屈折力を持ち弾力性があって調節機能がありますが、人工のレンズでは固定的な屈折力は作れるものの、弾力性のある調節力は付けることができません。
最近では遠近両用の眼内レンズというものもありますが、実際にお使いになっている方々のお話を聞く限り合う合わないの個人差が大きいです。
もし白内障手術を控えていてどういうレンズを入れるか担当のお医者さんと相談するときはよく話を聞いて完全に理解してから決定することをおすすめします。
メガネ屋をやっていると白内障手術を受けようか迷っている方などの相談をよく受けます。
その中で「手術したらメガネはいらなくなるんでしょ？」と聞かれることが多いですが、実際は乱視が残ったり、人工レンズでは調節力が理論上なくなりますので遠近両用をお作りになる方は非常に多いです。
ただ近視や遠視がある方は眼内レンズの度数設定で日常的にはメガネをかけなくても見えやすくなるようにしてくれると思います。
ここらへんも手術をする担当の先生によく聞いて「どういう風にするのか？」「どう言う風にしてもらいたいのか？」確認してくださいね。
結構白内障手術は一般的になってきて手術を終えてから「いやーよく見える様になるよと言われたけど遠くが見えるようになるとか近くが見えるようになるとか話は聞かなかった！」とおっしゃる方もたまにいらっしゃいます。
何回もできるものではありませんので、なかなかイメージしづらい難しい話かもしれませんが、見え方のお話などはメガネ屋でもどんなイメージかはご説明できると思いますのでご相談ください。
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