こんにちはメガネのイザワです
最近補聴器の事をせっかく投稿したので、最近の補聴器についてもちょっと触れてみたいともいます。
補聴器は細かくて扱いづらい
補聴器は昨今かなり進化してきて昔に比べればかなり小型化が進んできました。
補聴器のタイプはポケット型、耳掛け型、耳穴型と主に3タイプありますが、耳穴型の一番小さいものは外からは見えないくらいまで奥に入るようなタイプもあります。
耳掛け型も本体そのものが小型タイプもあるので女性等頭髪などで隠れてしまい目立たない物も結構あります。
一方で補聴器装用に対する意識の変化もあってメーカーさんによっては耳掛け式補聴器本体のカラー展開も豊富になり「目立ちにくい」から「カラフルでおしゃれ」を売りにしているようなタイプもあります。
我々、補聴器販売に携わる者としては補聴器が「人にばれたくない」と思ってしまうよりもおしゃれに付けこなしてほしいと思います。
前述したように小型化が進み装用感少なく負担が軽減されることは望ましい事かとは思いますが同時に補聴器装用者の多くは年配者が多く細かすぎて操作や電池交換が不便になる側面もあります。
本体の操作自体は最近のデジタル補聴器はあまり操作する部分はなくなりましたが、補聴器の電池は使わない時にはふたを開けてスイッチを切るにしても一粒当たり1週間から2週間くらいで交換します(機種や電池サイズにより前後します)
本体が小さく成ればそれだけ電池サイズも小さい事がありこれの交換に手間を取ってしまう事もよく聞きます。
そんな中、最近各補聴器メーカーでも充電式補聴器が充実してきました。
充電式補聴器は充電台に置けばスイッチが切れ、充電台から上げれば補聴器が起動するので今までの電池式にくらべるとかなり利便性が向上するかと思います
私も最初充電式が発売されたときには電池式だった場合と比べて本体価格差と電池代を比較して何年くらい使えばペイできるかな?なんて考えたこともありますが、削減されるコスト以上に毎日の小さい電池取り扱いのわずらわしさから解放されるところに充電式の大きなメリットがあるかと思います。
そしてスマホでのボリューム等の操作もできるようになってきているので本体操作自体も比較的「細かい作業」という観点からすれば解放されてきていると思います。
しかし現状の補聴器世代でまだまだスマホを使っている方が少ないのも事実・・・
これからの補聴器世代の方々はその割合も多くなってくるでしょうから先を見据えた技術投入という感じになるんですかね?
先日ブログで書いたようなアナログ方式時代の補聴器は「会話が困難になってきたら検討する」みたいな印象でしたが、現代は「聞き取りずらい部分をアシストしてくれる」感覚になってきているのでデジタル化の恩恵を受けているなと感じます。
同時に健聴と言われる私も補聴器で便利な部分も出てくるんじゃないかな?とちょっとワクワクしてるところもあります。
現代のワイヤレスイヤホンもノイズキャンセリングとか環境音取り込み機能とかもついてきているのでワイヤレスイヤホンと補聴器の垣根みたいなものが低くなってきているかと思います。