こんにちはメガネのイザワ 伊澤康一郎です。
ブログ記事書くのは久しぶりになってしまいましたが今日は視力矯正の大切さについて語ります。
約一年前に眼科処方箋によってご来店頂いた9歳の男の子
片眼が強度乱視で当店で視力を確認したところ処方箋の度数によって矯正視力右目が1.0左目が0.6でした。
今回眼鏡の調製でのご来店でお母様と話していて
私 「その後眼科さんへは行かれてますか?」
お母様 「たまに眼科に行って経過を見てもらってますよ~」
私 「定期的に見てもらって対応が必要な時は合わせた方がいいですよね。それで今左目の視力はどんな感じですか?」
お母様 「すこ~し度数的には変化も合ったみたいですが今の視力はどうだろう?良くなったのかな?」
私 「レンズに傷もあるみたいなんで眼科さんでもう一度視力の確認も含めて見てもらってはいかがですか?それか当店でも確認できますよ」
お母様 「じゃぁお願いします」
ということで度数のチェック
右度数は以前と変わらずで左に関しては乱視度数が弱くなり(当時の処方箋より)なおかつ視力が0.9まで読めるようになっていました♫
以前の度数と比較してもらっても圧倒的に弱い度数のほうが明瞭度が上がるので今回レンズを交換することにしました。
今回のケースは眼科さんでの処方箋でメガネを作成したタイミング、お子様ご本人が嫌がらずに眼鏡を掛けてくれていたこと。
そして約一年後の今、再度視力をチェックできてそれに対処できた事が良かったと思います。(これは眼科でチェックしても当店でチェックしても同じ結果になっていたと思います)
ただもともと弱い遠視度数も入っていて片眼遮蔽検査では遠視は出ませんでしたが両眼開放検査では遠視を矯正することによってより鮮明度が上がりました。
何がいいたいかというと量販店などの流れ作業の検査ではこの遠視が検出されなかった可能性があると思います。
お子様の眼の検査は特に調節介入の可能性があるので、今回が初めてのメガネならば眼科さんによって調節麻痺剤などを使ってより慎重な検査が必要ですが、以前眼科で遠視の上限は見えていますし経過もわかっているのでお店で対応しました。
難しいことはさておき今回のお子さんが矯正しても視力が上がらなかった状態が眼鏡によって視力が回復してきた事が何よりも嬉しいです。
一般的には「片方でも1.0まで視力が出れば生活上支障がないんじゃないか?」と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、両眼がバランスよく見えることは大変重要で人間は視覚から得る情報は87%とも言われています。
両眼がバランスよく見えることによってそれぞれの眼で補いながら見ることが出来ますし立体感なども両眼で見るからこそ感知できます。
将来的にも片眼の視力が上がらなかった場合、選べる職業が制限されてしまう可能性すらあります。
親御さんは日頃からお子様がどういう風に物を見ているか?見えづらそうにしていないか?首をかしげる様に見ていないか?片目を閉じて見ていないか?視線が合っていない様な事があるかないか?
観察してあげてください。
お子様は日々色々なことを勉強して育っていきます。
視覚に関しても例外でなくおかしい所があれば早目のチェック!早めの対処によって防げることがたくさんあります。
お子さんの視覚を守れるのは親御さんです。
私達眼鏡屋はそのサポートをしっかりさせていただくのが眼鏡屋としての喜びでもあるのです。
「視生活を明るく快適に」
認定眼鏡士と認定補聴器技能者のいる店
メガネのイザワ
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