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NOメガネ!NOLIFE!

視生活を明るく快適に メガネのイザワ

最強のサングラスレンズ!?

こんにちはメガネのイザワです

今日は最強のサングラスレンズという事でご紹介です。

 

そもそも「最強」と言っても何を基準に最強か?にもよるのですが・・・

 

皆さんはサングラスはお持ちでしょうか?

天気の良い日差しが降り注ぐ時に眩しさ避けとして重宝しますよね!

街中で掛けるにはまだ抵抗があるという方もいらっしゃるかもしれませんが、周りを見回すと街中でもサングラスを掛けている方も多く見かけるようになりました。

 

そこで普段眼鏡を掛けている方は「サングラスがあると良いなぁ」と思いつつも、スポーツサングラスの様にレンズが顔に沿うようにカーブが付いたものだったりレンズの機構的に度付きが対応できないようなサングラスがあるのも事実です。

 

一般的なメガネフレームに色付き度付きレンズを入れてサングラスにしている方も多くいらっしゃると思います。

その使い方で満足されている方は問題ないかと思いますが、実は特殊な形状のレンズやレンズカーブの深いスポーツタイプのサングラスのレンズも度付きにできる素晴らしいレンズがあるんです!!

それがICRX NXTという商品で、オーダーメイドでレンズを作りお手持ちのサングラスの形状に合わせて特殊加工が行えるレンズになります↓↓

IC-Japan Lens ICRX NXT

メジャーリーグやゴルフ、マラソン等々のスポーツを見ているとプロ選手などもよくスポーツサングラスを掛けていますよね。

あんな感じのスポーツサングラスも自分好みの色や自分の度数をつけたレンズに取り換える事ができるんです。

 

サングラスブランドで有名なオークリーも純正のRXレンズとしてオーダーする事もできるんですが、「自分の度数は対応外だった」などで諦めている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

もちろんICRXNXTのレンズも制作範囲という物があるので何でもかんでもというわけにはいかないですが、いろいろな作り方等工夫してくれて何とかお客様のサングラスを度付きにしようと頑張ってくれるメーカーです(笑)

 

そして一般的なスポーツサングラスで使われるレンズの素材はポリカーボネートという物を使う事が多くありますが、確かに強度面等では一般的な眼鏡レンズに比べると割れにくい物になりますが、メガネレンズとしての光学的な面で考えると不利な点もあります。

それは製造工程によるものなのか、素材的な物が問題になるのか歪みが発生しやすいと言う点があります

そしてもう一つアッベ数というメガネレンズの光学性能を示す指数がありますが、それが一般的な眼鏡レンズと比べても少し劣ります。

 

そこら辺のポリカボネートのデメリットを解消できるのがNXTという素材になります。

 

強度面でもポリカよりもNXTの方が一段強くなりますし、アッベ数という物は一般的な眼鏡レンズと比べても性能の良いものになります。

 

強いてデメリットとするならば屈折率が低い事が上げられます。

 

ポリカボネートは屈折率が1.59という数字ですが、いま現代のメガネレンズのベースとなる商品は1.60位のものが多いのでその点では遜色ないのですが、NXT素材は1.53という数字になります。

 

メガネレンズでも少し前まではスタンダード素材というと1.50という物が主流でしたが、この感覚で言うとNXTの屈折率はちょっと低いかなという印象です。

 

さらにスポーツサングラスなどのレンズのカーブを深く作るとレンズの厚みが出やすいというデメリットも重なって、仕上がりの時のレンズ厚みがネックになる事があります

 

全てが完ぺきではないかもしれないですが、それを持ってしても、まず

スポーツサングラスを度付きにできるというのは紛れもなく最強ではないでしょうか、まぁ競合がいないという側面もありますがwww

 

気になる方はチェックしてみてください

 

ご来店予約システムを作ってみました

こんにちはメガネのイザワです。

 

突然ですが、眼鏡のご相談、眼鏡作成依頼等のご来店の際予約を取れるようにしました。

 

STORES 予約 から予約する

今まではお電話でご連絡いただき確認していただいていましたが、もともと予約制ではありませんでした。

ただ最近有難いことにTwitterYouTube、ブログ等をご覧いただいてご来店いただくケースも増えてきました。

 

極力お客様をお待たせしないようにテスト的に予約を取って頂くシステムを使ってみようと思います。

 

ご来店ご希望の方はぜひこちらもご活用ください。

 

眼球使用困難症と病院で診断されるも困って来店された方

こんにちはメガネのイザワです

以前にも眼球使用困難症についてブログを書いていますが、病院で診断されるもその後どうにか対処ができないのか?または診断はされていないが極端に眩しさに弱いと感じる方が多くいらっしゃいます。

opt-izawa.hateblo.jp

もちろん眼球使用困難症というのは原因が一つではないでしょうし、必ずしも眼だけが原因の中心にあるとは限らない物ではないかと思います。

原因が特定できれば、もちろん病院で治療等によって解決できるのでしょうけど、残念ながらそうでない状況が見受けられます。

実際に先日ご来店いただいた女性も大きな病院にて診断されさらに視力検査的にも視力が良いので見え方から来る部分は問題ないのでは無いか?と伝えられたそうです。

その他、内科的な部分も診察してもらったり考えられる原因は確認したうえで特に問題になるようなところは見つからなかったそうです。

そんな状況の中で、日常生活にも支障を来すような症状が出ていてお仕事も一旦退職し何とか現状を改善、軽減できないかと探されている中で当店にご来店いただきました。

 

来店されたとき一通りのお話を伺い、見え方のチェックをさせて頂きました。

裸眼での視力は病院で診断されたように片眼共に1.2、両眼で見ても1.2

視力という基準だけで考えれば「問題なし」という結果にはなるのかと思います。

 

ただ実際に「眩しさを感じやすい」「極端に眩しいという刺激が辛い」という症状が出ているので、眼鏡で出来る見え方のストレスと少しでも軽減するという考えの元眼鏡合わせをさせて頂きました。

 

実際に度数を確認してみると弱い乱視があり、その乱視も方向があるのですが、見えづらさを作りやすい方向であることが分かりました。

ただ一般的にと言うべきなのか?極弱い乱視というのは「視力」という部分に影響が少ない事もあり眼科や眼鏡屋さんの中でも問題視されないケースもあります。

 

言葉で言うと見えている映像に乱れがある状態、「乱れがある」というと大げさに聞こえてしまうかもしれませんが、例えていうならば、いま現代ではデジタル放送のテレビが当たり前になりました。

少し前まではアナログ放送というのが主流でした、最近だとYouTubeなどでもアナログ時代の映像を見たりすることはできると思いますが、地デジ放送に慣れた私たちが今アナログテレビを見ると「画質悪いな」と感じると思います。

逆にNHK4K放送とかを見ると「綺麗だなぁ~」と感じる人もいれば中には「あーまぁ比べれば綺麗だね」くらいに感じる人もいるしさらには「そんなに違うか?」と感じる方もいらっしゃるかと思います(笑)

 

人間の見え方は「今自分の目で見えているものが基準となります」そしてその基準から良くなることに対しては順応が早く慣れやすいです、しかし逆にその基準から悪くなると途端に違和感やストレスを感じやすいくなるかと思います。

 

本題の内容に話を戻すと弱い乱視がある方の見え方というのは極端に言うとアナログ放送時代の映像が基準になっていると思っていただくとわかりやすいのかな?

ただここでアナログ放送時代のテレビを良く見ていた方はみんな同じように眩しさを感じやすくなったのか?というとそんなことはありませんが、この眼球使用困難症が出た方の一部?は日々の見え方からストレスの蓄積により出ているんじゃないか?と私は思っています。

その中で今回の見え方の作り方はほんの少しの見え方の乱れをまずは整える、そして現状眩しさを感じやすい症状が出ているので光の刺激全体を和らげるという考えのもとに眼鏡をお勧めさせていただきました。

 

今まではご自身でも眩しさを和らげるために一般的なサングラスを使用したりもされていたようですが、サングラスによる効果は限定的で確かに刺激は和らぐが一日が終わった時に極端な倦怠感のようなものが日々あったようです。

この一言にサングラスと言っても様々な物があります、実際に使っているものを拝見させていただくとレイバンのサングラスでカラー濃度の濃い物でした。

レイバンに限るわけではなく濃度の濃いサングラスというのは一般的に夏場の強い日差しの時などは非常に重宝するものですが、光を遮りすぎて見たい物までも見えづらくする可能性も考えられます。

例えば運転中晴れた空の下で運転している分には快適ですが、そのままトンネルなどの照度の低い所に入った途端当たり前ですが見えづらくなりますよね?

まぁ暗順応とか明順応という部分も絡んでは来ますが、どちらにしても眼としては(脳としては?)頑張って見ようとする場面が増えるという事です。

 

なので今回光の刺激を和らげる考えというのは、遮光眼鏡によって嫌だと感じやすい光をなるべく抑えそれ以外の光を必要なだけ見える色を意識してカラー選びをしました。

そしてその眼鏡をなるべく日常的に使っていただくようにお願いしました。

選んだカラーも目が透けて見えるくらいの濃度なので比較的人前で掛けてても「外した方が良いかな?」となりにくい色かと思います。

 

実際に掛け始めていただいて2~3日後にお電話をいただき、

「かなり楽になりました、眼鏡でこんなに違いが出るなんて思ってもいませんでした」とご連絡いただきました。

 

さらに一か月後くらいに調整に来ていただいた際には、今までのサングラスで対処していた時などに感じていた一日終わった時の倦怠感などが不思議と感じなくなったんです!と

 

そしてさらに先日、数か月たった今では掛けていない時でもいられる時間がだいぶ増えました、羞明などの症状もほとんど出なくなりました!

という事でした。

 

眼球使用困難症と言われる方々の眼鏡を作らせていただいている中で、必ずしも今回の様になるとは言い切れませんが、いろいろな方を見させていただいて感じる部分は、良く花粉症で例えられる事があるバケツの水がこぼれる話

花粉というのは時期になると飛散しますが、その花粉が体内に入りバケツにたまっていく、そのバケツから溢れると花粉症の症状が現れるという例えと似たようなところがあり、眼から入った視覚情報の中の乱れた光がストレスとなりそのストレスがバケツに溜りバケツから溢れたような状態が羞明をはじめとする眼球使用困難症や光過敏症という症状に現れるんじゃないか?と思っています。

 

もちろん冒頭にも触れたように、眼球使用困難症全部がこれに当てはまるわけではありませんが、実際にこのような対策で良い結果が出ている方も多くいらっしゃいますので、もしお悩みのある方はご相談に乗れるかもしれません!

 

メガネのイザワが教える:度数と使用環境のバランスが重要な理由

こんにちはメガネのイザワです。

今日は眼鏡の度数に関してお話しようと思います。が

眼鏡というのはピントを合わせるための補助器具に過ぎません・・・

眼鏡を掛ける方の眼にある度数や使用環境、目的距離など様々な要因を複合的に検討して「ピントをどこに持って行くか?」を作るものです。

 

先日、YouTube動画にコメント頂いた内容がありまして、

「仕事でパソコンの画面の見る際に眼鏡の度数S-1.50を掛けているが文字のボヤケがあるのでS-1.75の眼鏡を掛けるとボヤケが解消されます。このような時にはどちらの眼鏡の方が合っているのでしょうか?」

という内容でした。

我々の感覚だと、この文章だけでは実際に合っているかどうかは全く分かりません・・・

でも一般の方の素直な認識を知れるとても良いコメントをいただいたと思います♪

 

眼鏡屋のブログとか説明を聞くと専門用語や眼鏡屋の常識などが多く含まれる為一般の方はわかりずらいと感じているケースが大いにあるかと思います。

 

対面で質問されたときにはまずは眼にどのくらいの度数があるのか(近視遠視乱視、調節力)を確認し、さらに「パソコン」という部分がどの様な環境を指しているのかを確認できます。

その「どのような環境」というのはまずデスクトップPCなのかノートPCなのか?

その画面は作業時にどのくらいの距離で見ているのか?

例えばノートPCの場合普通にキーボードに手を置いて通常の姿勢で使用する場合は大体40cm辺り

ノートPCのキーボードと自身の間に書類などを置きそれを見ながら作業をするとなると画面の距離はそれだけでも少なくとも60cmくらいにはなります、そして書類は手元に置いてあるのでそれを見る時には35cmくらいにはなるかと思います。

逆にノートPCは一般的な位置に置いて作業するとしても書類を見る場合にその横に置いてみながら作業するとなるとモニターは40cmで書類を見る時には側方視(わき目?)をしながら見るとしても50cmくらいは離れた位置になるかと思います。

 

デスクトップPCの場合、最近は画面が大きい物も一般的になってきていさらにデュアルモニターなど複数モニターで使っている方も増えてきました。

ゆったり目で見る方は80cmくらい、複数モニターの方は一番離れてるモニターで考えると100cmくらい離れる事もあるのではないでしょうか?

 

さらに作業内容がどういう物か?テキストを主に扱うのか?グラフィックを扱うのか?

フォントはどのくらいのサイズで見る必要があるのか?等など正確に条件を把握しようとするといくらでも出てきます・・・

 

「遠くを見る」事に関しては比較的誤差が合っても許容できる事が多いですが、見たいものが近くになればなるほどその誤差の許容範囲が狭まってきます。

 

今回上記のコメントをいただいた時の私の返信はこのようにしました↓↓

早速、〇〇さんの眼にある度数や調節力を調べて、さらにデスクワーク時の環境がモニターまでの距離が何センチなのか?モニターだけに合わせればいいのか?その他書類等見る場合はその距離がどのくらいか?はたまたモニターだけではなく周りも見渡したりする場面もあるのか?などなどを把握する必要があります。

ひとり一人の見え方をカスタマイズするためには実際にここら辺を含む眼鏡検査をさせて頂かない事には正確な事は申し上げられない部分はあります。

ここからはあくまで想像を主体に考えた場合なので参考程度に聞いていただきたいのですが計算上で調節力を考えないで行くともともとの眼にS-3.00だったと仮定します。

①その眼に対して「眼鏡の度数S-1.50」を掛けるという事になると(目の度数S-3.00)+(メガネの度数S-1.50)=残った度数はS-1.50になります。

②そして同じ感じで(目の度数S-3.00)+(メガネの度数S-1.75)=残った度数はS-1.25となります。

この時の理論上の焦点距離を考えると

①残った度数S-1.50は焦点距離が約66cm

②残った度数Sー1.25は焦点距離が約80cmという事になります。

ここに一般的な「年齢別調節力」という物を当てはめてみます(年齢別調節力は一般的な平均値で個人差が大きく出る場合もありますので参考値)

45歳=3.00D

50歳=2.50D

60歳=1.00D

なので

①45歳=遠点が66cm~近点22cm

 50歳=遠点が66cm~近点25cm

 60歳=遠点が66cm~近点40cm

 

②45歳=遠点80cm~24cm

 50歳=遠点80cm~27cm

 60歳=遠点80cm~44cm

という感じになります。デスクトップモニターまでの距離が80cmくらいに離れているという事でかつ今回私の予測値である「元の眼の度数S-3.00」という物があっているとしたら、〇〇さんが仰っている「メガネの度数S-1.75の方がぼやけて見える事が解消する」という部分は整合性が付く部分かと思います。

そこで後はご年齢の部分ですが

45歳くらいであれば②の合わせ方で80cmのPCモニターをカバーしつつ手元の資料を見る時、一般的な読み書きの距離は35~40cmくらいとした場合にはカバーできるかと思いますが、

60歳ころだった時には②の合わせ方だと手元の書類が見えにくくなることが想定されます。もし単焦点レンズでカバーしようとするならば①の合わせ方でPCモニターを66cmくらいまで寄せて、手元の書類等40cmくらいで見える事になります。

コメントいただいた内容にかなり私の想像を多く含んでこのような感じになりますので冒頭申し上げたように実際に見させていただかないと「どちらが良いか」というのはお答えできません、申し訳ありません。ただ上記のような部分を参考にしていただければ「どのような対応をするべきか?」が見えたら良いなと思いますので参考にしてみてください

 

結構な長文になりましたが、眼鏡を正しく合わせるうえで前提条件が明確にわかっていないとこのような状態になってしまいます(笑)

 

たまにショッピングモールの催事場とかで既成老眼鏡を販売しているところを見かけます。

既成老眼鏡はあくまでも屈折異常(近視遠視乱視)がない正視の方を基準として作られています。

正視かどうかもわからない状態でその場で手元の文字が見えるか見えないかの自己判断だけで購入するのは「ちょっと怖いな」と個人的には思ってしましますが、まぁ値段も値段なので「無いよりマシ」と使っているかも多いのではないでしょうか?(笑)

 

本職的に細かい事を言えば、左右の黒目の位置「瞳孔間距離」(PD)と言いますがこれも合わせるわけではないし、何よりもコスト的にレンズ素材がアクリルという素材を使っていることが多く眼鏡用のプラスチック素材と比較すると光学性能も劣ります。

長時間の使用とかはもともと想定していないのかもしれませんが、このような部分が「見えない物が見える」けれど「眼にストレスを与えてしまう」可能性もあるかと思います。

 

既成老眼鏡を買うにしてもまずは眼鏡屋に相談していただければそもそも既製品でカバーできる状態なのか?等もお答えできますので是非お声がけいただければ幸いです。

 

眼鏡合わせというのは本当に奥が深い物なので、そういった部分が眼鏡を使う消費者にもっと伝わると良いなぁと思いYouTubeもやっていますので是非ご覧いただけると嬉しいです。
↓↓

www.youtube.com

 

こんな眼鏡屋で眼鏡を作るな!!

こんにちは、メガネのイザワです。

今回は眼鏡づくりにおいて重要な要素についてお話ししたいと思います。

実は、眼鏡づくりの本質はお店の業態や外見ではなく、最終的には人と人の繋がりが重要なのです。そんな「こんな眼鏡屋で作るな!」というテーマでお送りします。

私たちは日常生活で様々な場所で眼鏡を必要とします。そして、その眼鏡を作る過程において、お客様と眼鏡屋のスタッフとの関係が大きな意味を持ちます。もちろん、眼鏡の品質やデザイン、価格などは重要ですが、それ以上に、スタッフとの信頼関係やコミュニケーションが成り立ってこそ、本当に満足度の高い眼鏡を手に入れることができるのです。

眼鏡づくりは、まずお客様の視力やスタイル、個々のニーズを把握することから始まります。しかし、それだけでは不十分です。お客様が眼鏡屋に足を運ぶ理由の一つは、専門家のアドバイスや提案を受けるためです。そして、そのアドバイスや提案は、お客様が求めているもの的確に提案んをしてもらう必要があると思います。

 

「こんな眼鏡屋で作るな!」という言葉の意味は、単に外見や店内の装飾にこだわるのではなく、お客様との対話やコミュニケーションに重点を置くべきだということです。眼鏡屋は、お客様との関係を大切にし、丁寧な対応やアフターサービスに力を入れることで、真に満足度の高い眼鏡を提供することができるのです。

また、眼鏡づくりにおいても、スタッフの技術や経験が重要な役割を果たします。職人は、お客様の要望やスタイルに基づいて、眼鏡フレームや度数の選定、レンズ選びをさせて頂きます。

そのため、スタッフととお客様との間には、相互の信頼関係が不可欠です。スタッフはお客様の要望を理解し、その要望を具現化するために最善の努力を尽くすべきです。

眼鏡づくりにおいては、素材の選択やデザインのセンスも重要ですが、それ以上にお店の業態や外見といった要素は、本質的なものではありません。お客様が本当に求めているのは、自分にぴったりの眼鏡を提供してくれる信頼できるスタッフとの関係なのです。

「こんな眼鏡屋で作るな!」と言われるお店は、顧客との繋がりを重視し、真摯に向き合う姿勢を持った眼鏡屋です。お店の雰囲気や装飾はもちろん大切ですが、それ以上に、スタッフの専門性やお客様との信頼関係が価値を創造するのです。

眼鏡づくりは、私たちの視生活やスタイルをより良くするためのものであり、そのためには人と人の繋がりが欠かせません。だからこそ、「こんな眼鏡屋で作るな!」というのは、お店の業態や外見よりも、真心と専門性を持ったスタッフとの繋がりが眼鏡づくりでの重要な要素かと思います。

眼鏡づくりにおいては、お店の業態や外見よりも、お客様との繋がりを重視し、真摯に向き合う姿勢を持った眼鏡屋が求められます。そうしたお店に出会えた時、お客様は本当に満足度の高い眼鏡を手に入れることができるでしょう。

今回のテーマである「こんな眼鏡屋で作るな!」は、眼鏡づくりの本質を考える上で重要な視点です。眼鏡づくりは、お店の業態や外見だけでなく、スタッフとの信頼関係やコミュニケーションの質によって本当の価値を生み出すのです。ぜひ、眼鏡選びの際には、そんな視点を持ってみてください。

 

眩しい光を抑えるとは?

こんにちはメガネのイザワです

今日は「眩しい光を抑えるとは?」という事で考えてみたいと思います。

まず前提に一言に「光」と言っても様々あります。

人間の眼に見えるのは可視光線と言って上の七色の表がありますが、約380nm~780nmという波長の間の光が「目で見える光」となります。

それ以外の波長の光は

380nmよりも小さい波長を紫外線

780nmよりも大きい波長は赤外線となります。

そして基本的には「眩しい」と感じる事は一般的に目に見える可視光線の領域の光を眩しいと感じるので、眩しさの対策をするためにはサングラスなどの色付き眼鏡によって抑える事が一般的です。

しかしこの眩しいと感じる部分は人それぞれで、今まで裸眼での外出している人が、色が入っていない紫外線カット(UVカット)レンズを付けただけでもその眩しいと感じる部分が軽減される事があります。

ただ一般的には無色のUVカットレンズだけでは眩しさは抑えられないとされています。

 

人間の眼は高性能

人間の眼の構造はカメラに置き換えて例えられることが多いですが、角膜、瞳孔、水晶体というレンズを光がとおり、硝子体→網膜へと届き網膜が捉えた刺激を視神経を通って脳に伝達し見える事に繋がります。

カメラで言うと角膜瞳孔水晶体という部分がレンズでその中の瞳孔が絞りにあたります。

眼に入ってくる光の量を調整するのはこの瞳孔の部分、そして光を知覚する網膜はカメラでいう所のフィルムに当たります。

カメラにもフィルムセンサー感度のISO感度という物がありますが、網膜にも明るい所用の画素数の高い細胞と、暗い所用の感度は高いけど低画素数のような細胞があります。

 

眩しいと感じる部分はどこなのか?

眩しいと判断するのは最終的には脳だと思いますが、脳へ伝達するまでにその映像を見やすくするために瞳孔で光の量を調整し水晶体でピントを調整し網膜の感度を操りながらなるべく見えやすい画像を作ります。

その眼単体で作った画像を最終的には脳で画像処理が行われるようなイメージになるかと思います。

 

皆さんも経験あると思いますが、夜、明るい部屋の電気を消した直後というのは真っ暗で何も見えない状態になるかと思います、そして時間が経つと徐々にその暗さでもある程度は見えてくると思いますが、この真っ暗になって光をなるべく多く取り入れるように瞳孔が開き、網膜も暗い所用の細胞に切り替わっていきようやくある程度の暗さなら見えるような状態になっていきます。

暗いところから明るくなった時にはこの逆の状態で瞳孔を絞り光の量を抑えて網膜も明るい所用の細胞を使うように徐々に変化していきます。

これを暗順応、明順応と言います。

と言ってもこの対応できる幅には限りがあるので、暗さも窓もない部屋で電気を消してしまえば時間が経っても見えないですし、明るすぎれば眼を開けてられないような明るさもあるかと思います。

この明るすぎて眼を開けていられない状態はまさに「眩しい」状態かと思いますが、眼を開けていられない眩しさというのも人それぞれになります。

極端な例でいうと夏の炎天下、太陽を直視するなんていうのは多くの方が難しいと思います(良い子はマネしないようにしましょう)

しかし部屋の照明位の明るさでも「眩しくて目を開けていられない」という方も最近では珍しくありません。

 

その個人差があるのはなぜでしょうか?

 

普段天気の良い時の外出でも極端な眩しさを感じなかった方でも、例えば体調のすぐれない時や睡眠を十分に取れていなかった時などに「今日はやけに眩しいな」と感じる事はありませんか?

 

ここは私の憶測になりますが、体が疲れている時、体じゃなくとも目が疲れている時などは「脳が眩しい」と感じても目に対してうまく指令が出せず目をうまくコントロールできていないような状況があるのではないかな?と思っています。

 

先ほどのような炎天下の太陽を直接見るような特殊な状況じゃなく、ちょっとした天気の時に眩しさを感じるという方はサングラスなどの色付きレンズで対処するというのも良いかと思います。

 

しかし最近特に眩しさを感じやすい方は、日常から「物を見る」事に対して何らかのストレスが掛かっているんじゃないかな?と思っています。

 

実際に色付きサングラスレンズを掛けて眩しさを抑えれば解決できる方もいらっしゃると思いますが、人によっては部屋で電気をつけているのもつらいと感じる方やテレビもつけてられない、パソコンのモニターも照度を落としたり色温度を暖かい色に変えてもつらいという方が多くなっています。

 

その日常的にかかる見る事に対してのストレスを軽減すれば、その過敏な症状が出にくくなるんじゃないかな?と思います。

その見る事のストレスというのは例えば45歳位から始まるとされている近くの見づらさもその一つかと思います。

ただ私もちょうどその年齢ですが「見えない」「見えづらい」と自分で感じる事は少なく見えるか見えないかで言うと見えるんですよね(笑)

 

でもそれは眼が頑張って見てるから見えるわけで、この頑張っていることがストレスだと思います。

この一般的に言う老眼(労眼)という症状は自分では最初は気づきにくいと思います。

その他にも乱視であったり、使用目的距離なども含めて目にあっていない眼鏡やコンタクトを装用することもストレスに繋がると思います。

そして上で触れた光も紫外線に近い可視光線である短波長光ブルーライト)という物もその一つになる可能性はあります。

原因は一つではないですし、その感覚もひとりひとり違う物だと思います。

 

光ではなくて音に置き換えてみるともう少しイメージしやすいかもしれませんが、低い音から高い音まであってどの音域であっても大きくし過ぎればどの音でも不快になると思います。

小さい音であればどの音域でも心地よく感じる場合もあると思います。

例えば自宅の寝室のすぐ横に電車の線路が通っていて定期的に電車が通過するような環境を想像してみてください。

慣れてしまえば全然平気で生活できる方もいらっしゃると思いますが、人によっては精神的、肉体的に不調を来す方もいらっしゃると思います。

 

じゃぁその音で不調を来してしまう方は線路からどのくらい離れていたら不調が出なくなるのか?というとそこでの個人差も大きいと思います。

 

人間が感じる眩しさという部分も似ていると思いますが、眼鏡屋的にはそのストレスのある見え方があるとするなら、眼鏡によって軽減、緩和できる事を目指しています。

 

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眼球使用困難症じゃないかと指摘されている方が多いです

 

こんにちはメガネのイザワです

 

今日はまた眼球使用困難症についてです。

詳しくはこちらを見えていただいた方が分かりやすいと思いますが

知ってください眼球使用困難症の事

最近お店でも、眼科さんでこの指摘を受けた方を多くいらっしゃいます。

ただ指摘を受けても明確な治療方法はなく、対処療法といった感じになるかと思います。

医学的には眩しさを感じやすくなる事や頭痛に繋がる事の原因が特定されにくくそれを治療することは難しいのだと思います。

 

この症状が出てしまったときは、なるべく光の刺激を抑えるように部屋の電気を照度を抑えたり、最近は色温度変えられるものなどもあるのでそういったものを活用する、ほかにもカーテンを遮光性の高いものに変える、つばの大きな帽子をかぶるなどなど・・・

 

起きてしまったときに対処するにはこういった方法になってしまうのですが、私がここ最近対応させていただいてる部分は眼鏡屋という性質上見え方の乱れを整えるという事を意識しています。

 

 

実際に病院で診断されるも明確な解決方法がわからないまま、困って来店されている方に眼鏡での対策をしていただいた結果、かなりの確率で解決方向に向かっています。

もちろん100%解決できるとは言えませんが、眼球使用困難症と診断されている一部の方なのか?大半の方なのか?は私にはわかりませんが、少なくとも「眼鏡をちゃんと作る」という事は非常に重要な事であり、ちゃんとしていない見え方がこの症状の元凶なんじゃないかとすら思えてしまいます。

 

ここで「眼鏡をちゃんと作る」という言葉を使いましたが、実際に相談に来られた方ももともと眼鏡を使っている方も多いです、しかし「見え方を整える」という観点からはちゃんとしていなかったかと思います。

このちゃんとした見え方という表現も曖昧ですが、一般的に「視力が良い」とか「遠くが良く見える」とかそういう話ではなく、眼科でも「視力が1.2ありますね!だから見え方には問題ないです」と言われた方も見え方の乱れを整える事によって「明らかに楽になった、変わった」というご意見をいただいております。

 

なんか自分で書いててスピリチュアルな感じになってきた気がしますが・・・決してそうではなく、眼鏡屋が眼鏡合わせをする事を細かく正確に行う事によって解決できているという事です、特に難しい検査をしているわけでもなく、うちでしか扱えないレンズを使っているわけでもありません。

 

眼鏡屋さんはいまいろいろな形態のお店がたくさんどこにでも?あるかと思います。

フレームもレンズも検査する機械も、どこのお店もみんなほぼ同じ基準の物を扱っていると思ってもらっていいと思います。(フレームレンズに関しては価格帯に寄っての違いはあると思いますが)

その中でお客様に眼鏡を合わせるのはお店のスタッフになります。

今では眼鏡作製技能士という国家資格ができてある程度知識のあるスタッフを見分けるための一つにはなっていると思いますが、例えばその眼鏡作製技能士を持っている人の中でもひとりひとりメガネの作り方は異なると言っても過言ではありません。

 

もし光過敏や眼球使用困難症、羞明などの症状があり眼科さんへも受診しているが解決方法を探している方がいらっしゃいましたら、ぜひご相談いただければ何らかのアドバイスをさせて頂けるかもしれません!