こんにちはメガネのイザワです
今日はメガネの作り方によって見栄えがかなり違うというお話です。
先ほどこちらの加工をしました。
下に縁がないナイロールタイプのメガネですが、レンズの縁には溝を掘ってそこにナイロンのレールがはまりレンズを保持してます。
その溝を掘る位置が大変重要で出来上がりの印象がだいぶ変わってきます。
特にレンズの厚みが出るほどに重要なポイントです。
こちらの写真は縁厚4.5mm程のレンズが入っている状態です、フレームの金属の部分が約2mmなので厚みとして目に見える部分は2.5mmということになります。
このフレームより出てしまう2.5mmをいかに少ない様に見せるか!!です。
今回のフレームはテンプル付け根がリムより前についていて0.5mm~0.8mm位の出っ張りがあります。
この出っ張りに対してレンズ前面をどのくらいの位置に持ってくるか?
今回は全体的に極端に厚みがあったわけではないので出っ張りの面に合わせるように溝を掘りました。
このフレームより出てしまう2.5mmをいかに少ない様に見せるか!!です。
今回のフレームはテンプル付け根がリムより前についていて0.5mm~0.8mm位の出っ張りがあります。
この出っ張りに対してレンズ前面をどのくらいの位置に持ってくるか?
今回は全体的に極端に厚みがあったわけではないので出っ張りの面に合わせるように溝を掘りました。
溝堀ひとつ取っても奥が深いですね~(笑)
そしてもっと厚みが出てしまうレンズには、厚みの出ている部分だけメッツ加工と言って面取りを多くして薄く見えるような加工もあります。
ただこれは正面から見た時に渦が発生したり見た目的にいまいちな場合もあるので最終手段です。
またメッツ加工があったときにご紹介したいと思います。
現在、検眼器、加工機共にかなり進化していて簡単にもできる時代になりました。
ボタン一つでできる量産品と一点一点お客様を想いながら作るメガネは全然違うものだと私は思っています。
それぞれのお客様がそれぞれの眼鏡で喜んでいただけるようにメガネをつくっています。
東京都大田区仲六郷2-31-9
メガネのイザワ
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