こんにちはメガネのイザワですヽ(^0^)ノ
今日も暑いですね・・・お店まで自転車通勤をしてきましたが・・・汗だくでしたwww
早速ですが、今補聴器もデジタル化しています(テレビみたいw)
今までの補聴器の主流はアナログ補聴器でした。
そして現在大体のメーカーはデジタル補聴器に切り替わってきています。
補聴器のデジタル化にはいろいろな可能性を持っています。
その中でも今日はデジタル化に伴うお客様へのメリットを私なりに噛み砕いてお話したいと思います。
まず、各メーカーが出している表で「加齢による聴力変化」
一般的に年齢と共に高い音が聞こえづらくなります。
しかし、健聴者(図の20代位の聞こえ)のうるさく感じるボリューム(音量)と難聴者(図の70~80代位)のうるさく感じるボリュームは同じくらいだと言われています。
ということは健聴者は例えば聞こえ始めの小さい音を10としてうるさく聞こえる音を90としたときに、聞こえる幅が80になります。
しかし難聴者は聞こえ始めの音が50になった場合でもうるさく感じる音が130になるわけじゃなくて90のままで聞こえる幅は40になってしまいます。
聞こえのダイナミックレンジと言いますが、この聞こえの幅が少なくなっているということを踏まえてお話します。
今までの一般的なアナログ式補聴器は、機械が拾った音を増幅してスピーカーから音を出します。
小さいダイアル(お店での調整)によって高い音と低い音の増幅幅を変えることは出来ます。
しかし、小さい音の処理と、大きな音の処理は同じように扱われます。
ということは先程の説明にあった例えば10という音が補聴器に入ったときに難聴者に聞こえるように50に増幅します。
しかし80で入った音を120に増幅しようとするので難聴者の不快音90を超えてしまいます。
結果使用した感想は「この補聴器うるさい!」になってしまいます。
アナログ補聴器でもこの辺は機種によっては対処をしていて、出力制限装置が付いていたりノンリニア(小さい音と大きな音の処理を変える)補聴器も出ていましたが、その調整はかなり大雑把で細かい調整ができませんでした。
そんなシビアな補聴器の調整を可能にする為にデジタル補聴器が主流になってきました。
お使いいただく方にとってはデジタルになると取扱いが複雑そう・・・と嫌煙されがちですが、実は逆なんです。
お店での調整は非常に細かくできるようになった分お使いいただく方は電池を入れて耳に入れればいいだけなんです。
デジタル補聴器の中でも種類があって機種の中には自分で現在の環境を判断して聞こえやすいようにしてくれるものもあります。
以前に一度お試ししたことがあって、「補聴器がダメだった」という方もぜひもう一度お試ししてみてください。
その他にもデジタル補聴器の可能性はまだまだありますが、これからもどんどん進化していくのがデジタル補聴器だです。
メガネのイザワ
大田区仲六郷2-31-9