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NOメガネ!NOLIFE!

視生活を明るく快適に メガネのイザワ

視覚・錯覚?

こんにちはメガネのイザワ伊澤康一郎です。

 
今日から2月・・・一年の12分の1が早くも終わってしまいました、このペースで行くと今年も年末に「あっという間に一年終わっちゃったね~」と間違えなく言うと思います←年々加速している
 
 
さて今日は人間の見え方についてちょっと書いてみようと思います。
まず見ていただきたいのは、私のかけているメガネ越しに撮った写真です。
お解りいただけるだろうか・・・・・右レンズのを通した景色が歪んでいる・・・これは明らかに妖怪の仕業・・・・
 
 
じゃなくて乱視の度数によって歪んでいますwww
私はこのメガネを普段から掛けて生活していますが、歪んで見えているわけではありません。キレイに「直線は直線」「四角は四角」「綺麗なおね・・・・」で見えています。
 
みなさん不思議に思いますよね!!私も不思議です(笑)
 
とりあえず人間が物を見ている経路は原始的な部分とデジタル的な部分があります。
 
眼球の角膜、水晶体が光学系のレンズ、白目の部分強膜が暗室を作り網膜がフィルムの役割で光学系で集めた光を電気信号にして視神経を通り脳に送ります。
脳ではその送られた動画データを編集して認識して「見える、見えている」と認識します。
 
この「脳に送られて動画データを編集して」と言うところがミソです、←洒落ではありません。
 
この編集作業は今まで自分自身が培った経験値が加味されます。
例えば「ひし形に見えてるこの図形は四角だったよな?いや間違えない四角だ」と判断されればその様に画像修正します。
有名なところですがこの象は一瞬なんの変哲もない象のイラストに見えると思いますがよく見ると足がおかしなことになっています。
最初一瞬見たときには「当たり前のゾウのイメージに近づけて認識されてます」
これがもっと違和感なく書かれていたらもしかして気づかないことすらあるかもしれません。
 
私が先ほどのメガネを普通にかけていたらるのは「このメガネをかけて歪んで見えることは当たり前で、こうやって見えるときには実際はこうなんだ」と経験値で映像補正をしているのでみんなと同じように見えています。
 
見え方に順応するというのは人間誰しもに備わった機能なんです。
 
「そんな信じられない」という方もいらっしゃるかもしれませんが、メガネを必要としていない方も普段から映像処理して誤魔化した世界を見ているといっても過言ではありません。
先ほど出したものと同じ眼の図ですが、網膜の下側に視神経があります(正確にはこの図は垂直に切った状態じゃなく水平に切って上から見た右目が書かれていますので視神経は鼻側に位置しています)
その視神経の付け根は視神経乳頭と言って光を感知できない部分があります。
そこをマリオット盲点と言って、右目、左目それぞれ見えない部分があるんですが皆さんはこの見えない部分を意識しようとしてもなかなかわからないですよね。
これが脳で補正している部分です。
ただ眼疾患等によって視野欠損等があれば今までと違う見え方になるので気になります。
ただ小さいものというか影響の少ないものだとある程度順応して見逃してしまう場合もなくはないと思うので、眼疾患等気になることがある場合は眼科受診、視野検査などの客観的な検査が必要です。
 
 
 
さてまた前振りが長くなってきましたが、新しくメガネを作り直した時、度数が変わっても全く違和感なく掛け替えられるのが理想ですが、必ずしもそうじゃない場合があります。
 
その違和感が出やすい加減は私どもはプロとして味付けをします。
 
味が濃すぎても、薄すぎてもメガネとしての評価は下がると思います、ただ味の好みも様々かと思いますのでお客様一人一人に合わせたメガネを作るのが私たちの仕事です。
 
ごくたまに味濃い目の私のレシピを「食べてくれ!!」と強めに言う場合もありますのでご了承ください、お客様の視生活を快適にする為に!!と思っています。
 
 
 

認定眼鏡士と認定補聴器技能者のいる店 

メガネのイザワ
大田区仲六郷2-31-9
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