こんにちはメガネのイザワ 伊澤康一郎です。
今日もだいぶ暖かくなりました♫風は強いですが過ごしやすい日も多くなりましたね~、ただ花粉症の私は春を迎えるにあたって乗り越えなければいけない壁があります・・・
さて今日はどんどん進化しているメガネレンズについてです。
特に遠近両用レンズの進化はある意味行くところまで行き着いていると私は思っています。
遠近両用レンズの歴史をたどってみると国産で初めて発売されたのは1980年、37年前
結構最近の話です。
発売された当初の遠近両用は使いづらくクレームの嵐だったと聞いています(笑)
それからレンズメーカーさんの開発努力とメガネ販売店の味付けの仕方で現在ではかなり実用的に使えるようになっています。
ただこの見え方の変化に対する順応は人それぞれで中にはまだまだ慣れにくい、または慣れられないという方もいらっしゃるかと思います。
しかし現在の「慣れられない」の大半は度数設定やフレームフィッティングによって解決できることがほとんどです。
眼鏡販売店の技術力がもっともっと上がれば解決できるんじゃないかと私は思っています。
しかし、レンズメーカーさんはそれでも今よりも快適に掛けられるレンズの開発を続けています。
現在、理論上とか計算上で考えられる設計や製造方法による快適さの追求はもう上限まで来てるんじゃないかな?なんて思います。まぁこれはレンズ設計に素人の私の考えなので話半分に思っていただきたいところもありますが(笑)
内面累進とか両面非球面、両面複合設計、理論上歪みを抑えて自然な見え方にしようとすると製造コストがどんどん膨れ上がって遠近両用レンズ1組18万円なんていうものもあります。
度数や使用するフレームなども様々なのでその設定によっては高ければいいというものでもありません。ただ中には当店でもその方が効果が出せるという条件が揃えばそれだけの高級レンズをおすすめする場合もあります。
さて今後レンズメーカーさんがどういうレンズを出そうか結構悩まれているんじゃないでしょうか?(笑)
正常進化というか設計、製法上できることはもうやり尽くしてるんじゃないかな?って思っていると私は感じていますが、当店がメインでお取り扱いをしている東海光学さんは少し前から脳科学レンズというグレードを製造しています。
これはレンズ設計時に理論上、製法上の側面だけではなく、客観的に装用者が不快にならない見え方を追求し、実際に脳波計測をしながら設計されたレンズです。
当店でも非常に評判がよく、今まで従来品でも満足していた方でもより満足感が上がるほどです。
「今まで遠近両用は使ってみたけど慣れられなかった」という方も脳科学レンズで当店で見え方の味付けをし使えるようになった方も多くいらっしゃいます。
その先にはインディビジュアルレンズというフルオーダーメイドのレンズもあり、どんな方がいらしても対応できると思っています。
しかし、レンズメーカーである東海光学さんはさらに先に行こうとしています(笑)
今までの脳科学レンズというのは限られた人数のサンプルデータを元に開発されています、それを今後メガネを掛ける本人のデータを元にレンズを作ろうとしているのか?ニューロテイラーメイドという脳波を計測するウエアラブルデバイスの開発にも携わっています・・・
メガネレンズの開発だけじゃなくその他にも応用の利く技術だと思うので今後の動向が気になりますね。
これがメガネレンズの販売に実用されれば、お買い上げいただいたお客様がより快適に見えるメガネができると期待してます♫
認定眼鏡士と認定補聴器技能者のいる店
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