こんにちはメガネのイザワ 伊澤康一郎です。
昨日今日と少し暖かくなり過ごしやすいですね♫
今日は飽和水蒸気量について書こうと思います←なんで?
いやもともと、このタイトルに結びついた事の発端は、メガネレンズの曇りについて考えてたらここに行き着きました・・・・。
いつも脱線してオチを見失いがちなのでオチを先に言います。
この時期マスクをしたり、寒い外から室内や電車に乗った時、熱々の食べ物を食べるときメガネのレンズ曇りますよね?
今では便利な曇り止めクリーナーを販売していますのでぜひお試し下さい!!眼鏡のレンズはもちろん、バイクのシールドなんかに付けるのも効果的ですよ。
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税込700円です!!
はいここで今回のオチは終わりました・・・
ただ人間はいいものだけを欲しがるんですよね~(もちろん私も人間ですが)
最近のメガネレンズは表面処理に撥水コートが施されているものも多くなってきています。
撥水コートのメリットとしては表面をツルツルすることにより汚れ等がつきにくくすることと摩擦係数を低くして擦り傷等を起こりにくくする効果があります。
ただ表面をツルツルと水が弾くようになると厳密に言うとレンズは曇りやすくなります。
そもそもレンズが曇る原因は空気中の水蒸気が飽和水蒸気量を超えてレンズに付着するから起こりますが、それがある程度までなら撥水性を持たない親水性の表面のレンズなら白くなりにくく(曇りにくく)なりますが、撥水性で水分を弾いてるとレンズ表面で水滴になりやすく曇りやすくなります。
※2017.1.30訂正、曇る条件は飽和水蒸気量を超える必要がなく、外気温とレンズ個体の温度差によって空気中の水蒸気が水滴となってレンズに付着するから曇ります。
あと曇る条件
飽和水蒸気量は温度によって空気中に取り込める水蒸気の量が変わります。
お借りしてきたグラフによると5°の6.8gに対して30°では30.4gと4~5倍の量を取り込んでいることになります。
よく天気予報で「湿度何%でしょう」というのは気温が30°の時、15g位の水蒸気量であれば湿度50%、24gくらいであれば湿度80%になるそうです。
それが気温が低ければ圧倒的に空気中の水分量が少なくなり冬場は乾燥しやすくなります。
そしてメガネのレンズで考えるとレンズが冷えている状態で暖かい湿度のあるところに行くと
レンズ表面に水蒸気が水となって結露することになります。逆に夏場にエアコンガンガンの部屋から暖かい外に出てもメガネレンズは曇りますよね。
車でも冬場、外気温が低く、締め切った車内は温度が高く湿度も高いのでガラスの内側が曇ります。
逆に夏場エアコンガンガンかけて外気温が高くて湿度も高ければガラスの表側が曇ります。
ということで、寒い(冷たい)ところから暖かいところにさらされる時にメガネレンズは曇りやすいです。
冬場の電車に乗る前にはメガネを懐で温めてから乗ればかなり曇は軽減できると思いますが・・・なかなかそういうわけにはいかないので曇り止めクリーナを使ってください(笑)
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