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NOメガネ!NOLIFE!

視生活を明るく快適に メガネのイザワ

検査をしてからメガネの度数を決定

こんにちはメガネのイザワ 伊澤康一郎です。(^。^)/

前回の検査に引き続きメガネができるまでです。 
↓前回の検査の流れはこちらをどうぞ
http://ameblo.jp/opt-izawa/entry-11326724273.html 

さて前回はざっくりと検査のことを書きました。
見え方の確認はかなり端折りまして単純に屈折異常(近視遠視乱視)以外にも確認することがあります。
主には調節力(老視等)の確認や両眼視機能検査という検査項目が何個かあります。

こういった様々な検査を経てお客様ひとりひとりの物を見る事の特徴や能力(←この言葉は適当かわかりませんが)を確認して初めてお客様のご要望に応じたメガネを作成することが出来ます。


ここでよく勘違いされやすいのは「検眼がちゃんと出来たからちゃんとしたメガネができる」と思っている方も多いと思いますが、私は違うと思います。

例えて言うと、メガネを作ることとスーツなどをオーダーメイドで作ることが似てると私は思っているんですが、これまで書いたことはとりあえず採寸が終わった状態です。

身長、肩幅、胸囲、胴回り、股下、腕の長さ等スーツをちゃんと作ろうとしたら他にも採寸する箇所はあると思いますが、その採寸したままのサイズでスーツを誂えても絶対に着心地がいいものはできません。
それはなぜかというと着る人それぞれ使用目的や好みなどがあるからです。

例えば私がスーツを着るときメガネの調整などでしゃがんだり、腕をあげたりするような動きが大きいです。
その時にピチピチの寸法で作ると動きづらくて・・・
あと電車に乗ったときに吊革をつかむときはジャケット全体が浮いちゃってお腹でちゃうんじゃ??というふうになるのが嫌なので肩周りの寸法を動きやすく作ってもらいます。

これと同じようにメガネの場合もお客様の使用環境に応じて最終的な度数を決定する際には無数に手段があります。

合わせ方を細かく話すと話しきれないくらいあるのでごく一般的なパターンを書くと

例えばお客様40代後半の方で主訴は遠くが見たい!!
でも使用状況をお伺いすると仕事は事務職、パソコンや書類を見る時間が多い。
こんな時にご要望通り遠くのメガネを作ってしまうと一般的には老眼が入っていることが考えられるので仕事はしにくくなります。

一番最初に考えるのは遠近両用レンズなどで主訴の遠くの見え方をクリアーしつつ事務作業もこなせるメガネを提案することです。
ただなかには「遠近を使いたくない」方や「違和感があってなれられない」という方もいらっしゃるともいます。
そういったことも伺いながメガネは慎重に考えなければなりません。

もしそのお客様の使用環境や目の状態に適用していないメガネを作れば眼精疲労や体調不良になることすらあるのです。

今は簡単に眼鏡が作れるような時代になりましたが、メガネは雑貨品じゃないということがもっと認識されるといいなと思います。

まだメガネができるまでの工程はあるので続きます。


メガネのイザワ
大田区仲六郷2-31-9


伊澤康一郎