早速、二本目です。
これはジャポニスムのハンドメイドシリーズ JH03 クリアーにレンズがタレックスのトゥルービューにブルーミラーを掛けました。
このフレームも今となっては廃盤で売っていないと思います。
生産数が少なく当初取扱店でも欲しい物がなかなかありませんでした。
このハンドメイドシリーズは３型あって私は三本持っています。
当時メーカーに後輩が居て｢ジャポハンドの在庫表を取るのは伊澤さんだけです｣と言われたことがあるくらいハマってました
写真であげたフレームも好きですが、型番違いのグリーンティーというカラーがあります。
ちょうど巷でもメガネブームという事もありモノマガジンでよくメガネ特集が組まれてました。その時表紙を飾ったことがあるカラーです。
撮影の為強い光を当てていた事もあって写真ではまさにグリーンティー
という名前がぴったりの生地を使っていて一目惚れしました。しかし雑誌の影響でメーカーに在庫はなく、メガネ屋に働きながら他のメカネ屋を探して歩き発見してすぐに購入したのを覚えています。
フレーム価格27000円
当時のプラスチックフレームとしては少しお高目
でも迷わず買いましたけど。
このハンドメイドシリーズは職人さんが手作業で仕上げ磨きを掛けています。
量産品であれば機械で磨いたほうが均等に出来上がるんでしょうがフレームに直線的なラインを出すためにわざわざ手作業で仕上げているものです。
(通常の機械磨きというのはガラガラクジ見たいな機械の中にフレームと磨き材や磨き粉と一緒に入れてガラガラすると川を流れる石が下流の方に行くほど角やザラザラが取れて磨かれるのと同じ要領で磨かれます。)
手磨きによる直線を出すのも職人さんの長年の経験が無いと出来ません。
いっぽんいっぽん丹念に仕上げたフレームだからこそ美しく長く使えるフレームが出来上がると思います。
メガネマニアとしてだけではなく、メガネ屋としてもレンズを加工する際やお客さまにフィッティングする際にそのメガネがより生きるように私も心がけていきたいと思います
