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NOメガネ!NOLIFE!

視生活を明るく快適に メガネのイザワ

眼鏡屋の現状

こんにちはメガネのイザワ 伊澤康一郎です。

 
今日は暖かくなるそうですが風が強い・・・
花粉症患者には辛い時期です・・・
 
 
さて、今日はまた壮大なタイトルというか(笑)私なんかが語るには重い内容なんですが、なんとなく一般消費者にもお伝えできるような噛み砕いた形で私なりの考え方を書こうと思います。
賛否両論分かれる可能性も十分にありえますが、そこは「私なりの考え」で書いていますので厳しいご意見はお控えください(笑)
 
さて、以前より私はお客様などに私どものお店を説明するときには洋服屋さん、特にスーツに例えることが多かったです。
私が社会人になった頃くらいまではスーツといえばコムサとかポールスミスとかが印象に強いですが、もっと上になるとバーバーリートかダンヒルとか??
それでもほぼ吊るしの袖丈やウエストを少し直せるくらいのセミオーダーでも結構な金額でした。
景気の変動とともにブランド品もボリュームゾーンとなる価格帯は下がっていると認識しています、今現在仕事でスーツを着ている方にお話を伺うと、「ある程度消耗品的な部分もあるし、スリープライスショップのスーツ」の名前が挙がる事がほとんどだと思います。
その中で街の仕立て屋さんでちゃんと寸法を測って作るフルオーダースーツもかなり手が出しやすい価格帯のものも用意されていて私はスーツを作るときはフルオーダーで作ります、作り方にもよりますが吊るしのスリープライスショップで作るのと変わらない金額で作れるんです。
そんな話をすると「え?嘘でしょ?そんな金額で作れるの?」といった感じです。
ここらへんが眼鏡業界に似ている部分で技術を持った仕立て屋さんは頑張っているんだけど十分に消費者に認知されていない現状があります、それどころか資本力のある大手量販店などが「フルオーダーでもこの金額!!」等の広告宣伝で結局消費者は量販店で買っているケースがあるなぁと思います。
 
もちろんこれは量販店で買うことを反対しているわけではありません、「どこにこだわりのウエイトを置くか?」という部分なんですが、
 
私の感覚としては
①仕事等で使うスーツこそきっちり体に合った物を作りたい
②吊るしだと手の長さに合わせるとウエスブカブカ、ウエストに合わせると袖がつんつるてん・・・になるので合わない
③採寸をする人の味付けによって仕上がりを左右するので量販店でのフルオーダーに魅力を感じない
 
こんな感じです。
だいたい言いたいことはこれで伝わると思うんですが、ふとさらにその他の業界にも似たところがあるかな?と考えたときに整形外科街の整体、さらにはマッサージ店の違いに似てるかな?とふと思いました。
整形外科等は医業
街の整体とマッサージ店は医療類似行為
さらに医療類似行為には国家資格(免許制)のものと民間資格もので分かれるそうですが、例えば「首が痛い」「足が痛い」といった時には皆さんはまずどこに行きますか?
 
まだ、この業界は資格があったり根本的な線引きがあるので利用者も少し調べれば違いは確認できます。
中には西洋医学である整形外科でも東洋医学系の医療類似行為の範疇の治療方法を取り入れたりしている病院もあるかとは思います。
結構混同しそうな業種でもしっかり線引きができていると思いますが眼鏡が業界が違うところは「いろいろな形態の眼鏡屋さんがある中で、表向きはみんな同じ眼鏡屋さんという部分かと思います」
 
いま眼鏡業界では「眼鏡屋に国家資格を!!」と動いている方々もいらっしゃいます。
私も主要先進国の中で唯一眼鏡屋に国家資格が存在しない日本なので国家資格化を希望する部分もありますが、もし国家資格化が実現された時の弊害を考えるとすると、現在すでに眼鏡屋を営んでる方々(個人店スタッフも安売り量販店スリープライスショップスタッフも含めて)は猶予措置として資格が取りやすくなったりしたら今の現状はもっと悲惨になるのかな?と思います。。。
 
消費者の方々がより良いメガネを作るために選ぶ基準がリセットされ横一線になってしまう恐怖も感じます・・・
 
 
 

認定眼鏡士と認定補聴器技能者のいる店 

メガネのイザワ
大田区仲六郷2-31-9
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