こんにちはメガネのイザワ 伊澤康一郎です。
最近、インディビジュアルレンズというのがレンズメーカー各社発売しております。
私たちもインディビジュアルレンズが凄い!!とか良い!!とかどうしても言ってしまうんですが、多分お客様にはなかなか凄さがお伝えできていないと思ってます。
そこで、なにが凄いのかをお伝えできればとブログを書いてみようと思います。
結局書いてるうちにマニアックになって伝わらない可能性もありますが(笑)お付き合いください。
そもそもメガネレンズというのは一定の条件の元使うことを想定されています。
角膜からレンズの距離が12mm
視線に対してのレンズの角度、前傾角8°や10°などレンズ種類やメーカーによって違いますがメガネフレームに入ったとき、お客様にフィッティングをして「この距離でこの角度で作った場合に!!」ということでレンズ度数やレンズ設計をしています。
一応それぞれの角度や距離がどこの部分を言っているのかを図に書いてみました。
はい!!ここからテストに出ます!!←テストありませんw
あくまでこれらの数値は決めないと度数の設定もできないので決めざるを得ませんが実際にメガネを作っているとこの一定の条件に収める事が出来ないことも多々あります。
フレーム形状に依存する部分もありますし、日本人とその他の国の方との骨格の違いなどによっても違ってきます。
そもそもドイツのZEISSというレンズメーカーにはヨーロッパ(本国)モデルとは別にアジア向けに設計したレンズもあります。
それだけレンズ度数を決めるには最終的にメガネになった時にどういう条件下で使うかまでを考慮しなければいけないんです。
ただ今までは製造コストの部分でできなかったり、製造工程上ある程度基準を決めてしまわないとそもそも量産できないので、ここら辺の数値は決めざるを得なかったと思います。
そこでレンズが進化していく中で当然のごとく出てきたのがインディビジュアルレンズです。
販売側、メガネ屋としてはここら辺の理論は勉強していれば当然のように知っている部分なので、お客様に当たり前のようにお話してしまうのですがwww
当然お客様はここら辺の前振りを知らないので何のこっちゃ伝わらないことが多いと思います。
なのでその前振りを知っていただこうとブログにしました。
まだまだ従来のレンズとインディビジュアルレンズを語るには基本中の基本になりますが、これで少しでも伝わればいいなぁと思います。
私の説明不足も多大にあるかと思いますがご容赦ください。
またわかりやすい説明が思いついたら書きたいと思います(笑)
メガネのイザワ
大田区仲六郷2-31ー9