私はメガネに携わって14年位になります。
実家も眼鏡屋と言うことで自分の中では業界歴30年以上・・・
というのは言い過ぎですが、ここ何年かでメガネってファンション的に認められ各メーカー次々に新作が生み出されてきています。
現在、私が見てメガネフレームはいくつかのカテゴリー?に別れていると思います。
①アパレルブランド系
②インポートデザイン系
③機能性、素材こだわり系
④大陸産量産安売り系・・・
その中から①と③が組み合わさったり①と④が組み合わさったり様々、多種多様にメガネフレームは展開されています。
そして、私が中でも好きなジャンルは③機能性、素材こだわり系です。
工業高校に行っていたのもあるかもしれませんが、メガネとしてかけ心地が良く、考え抜かれて作られた物を見るとゾクゾクします。(笑
で!私が今まで見た中で最高のメガネだと思う物があります。
それはローデンストックのリチャードというフレームです。
しかももう30年も40年も前に販売されていたフレームです。
写真からだとわかりにくいかもしれませんが、細部までこだわって作られています。
今からすれば素材もそんなに良い物を使っている訳じゃありません。っていうか当時の良い素材を使っていたはずです。
当時ガラスレンズが主流だった中、レンズを押さえるリム部分に工夫がされておりガラスレンズが割れにくくなってました。
あとレンズトメのネジをさらに横からネジでとめてネジが抜けないようになってました。
さらにそう言ったゴチャゴチャした部分を隠すためにブロー(プラスチックの眉の部分)で覆い隠されていて外見からは綺麗なラインに出来上がっています。
今の技術を持ってしてもこのメガネを超えられる物は現在無いと思っています。
ん~かっこいい