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視生活を明るく快適に メガネのイザワ

今日の勉強になったこと その1

早速、今日の講習内容で勉強になったことを資料を拝借してまとめておきたいと思います。

参考資料
H21年TOC生涯教育
「眼鏡技術者として知っておきたい眼疾患4」
 ロービジョンケア
網膜色素変性症と人工視覚



網膜色素変性症とは?
網膜色素変性症は網膜という膜に以上をきたす遺伝性、進行性の病気である。網膜には色々な細胞が存在していてそれぞれが大切な働きをしているが、網膜色素変性症ではこの中の視細胞という細胞が最小に障害される。視細胞には大きく分けて2つの種類の細胞があるが、網膜色素変性症ではこの二種類の細胞のうち杆体(かんたい)が主に障害されることが多く、このために暗いところで物が見えにくくなったり(とりめ、夜盲)、視野が狭くなったりするような症状を最初に起こしてくる。そして病気の進行とともに視力が低下する。またひとくちに網膜色素変性症といっても原因となる遺伝子異常は多くの種類があり、それぞれの遺伝子異常に対応した網膜色素変性症の型があるため症状も多彩である。

■治療
現時点では治療法が確立はされていない。合併する白内障や黄斑浮腫(おうはんふしゅ)に対しては、通常の治療方法が行われる。

・対処療法
遮光眼鏡のしよう、ビタミンAやその仲間の内服、循環改善薬による治療、点眼薬(レスキュラ)、低視力者用各種補助器具の使用などが行われている。
 遮光眼鏡は明るい所から急に暗いところに入ったときに感じる暗順応障害に対して有効であるほか、物のコントラストをより鮮明にしたり、また明るいところで感じる眩しさを軽減する。
 ビタミンA(チョコラA)大量摂取はアメリカでの研究で網膜色素変性症の進行抑制に有効と報告された。肝腫や骨折など大量服用による副作用もある。
 循環改善薬(ニバジール:カルシウム拮抗剤)による治療は使用により視野が少し広がり明るくなる場合もある(弘前大)
 点眼薬(レスキュラ)は視神経保護作用があるとされる緑内障薬で進行が緩やかにとの報告もある(千葉大

 ロービジョンケア(各種補助器具の使用)など
確実な治療法がない現在、もっとも重要なことは、眼科疾患の中でも非常に進行の遅い疾患なので、視力、視野の良いうちから、矯正視力や視野結果を理解して疾患の進行を把握することで、進行速度からも予測される将来に向けて準備をこと、視機能が低下してきても各種補助器具を用いて残存知る視力視野を有効に使い生活を工夫することが大切。補助具のうち拡大読書器などを使えば、かなり視力低下してからも字を読んだり書いたりすることが可能となる。コンピューター読み上げソフトによるインターネットやメールも有用です。


と残念ながら現在では上に書いてあるように治療法が確立されていません。
当店のお客様でも何名か眼科から網膜色素変性症の診断をうけた方がいらっしゃいます。
そしてここからが注目すべき点ですが、長くなってしまったので次に書きます。