こんにちはメガネのイザワ 伊澤康一郎です。
なんだか関東地方は梅雨をすっ飛ばして暑い日が続きますね・・・
集中的な豪雨で被害のある地域もありますが、最近は降ってほしい所に降らなくてたくさん降ってほしくない所に降る傾向にありますね・・・
なんとかならないのかなぁ・・・と思います。
さて今日は眼科や眼鏡屋さんに行ったことがある人は見たことがあるであろう機械「オートレフ」のお話です。
この機械はを覗くと下のような気球の写真がでていてそれがぼやけたりピントが合ったりします
これは何をしているかというと、屈折異常を確認する上での大前提「無調節状態」になるようにわざとぼやけたりピントが合ったりしています。
人間には調節力があり写真ではなるべく遠くを見ている状態を作るために長ーい道の先の遠くの方に気球がある絵が採用されたそうです。
ちなみにニデックというメーカーがこの写真を使っているだけで他のメーカーの機械は違う写真を使っていますので必ずしもこの写真じゃない場合はあります。
うちのお店に昔あった初期のオートレフはこんな感じでした
今考えたらこの視標じゃ調節入っちゃいそう(笑)
話はちょっと飛びましたがこんな感じで調節力の介入がないようにした状態で機械側から赤外線を当てて返ってくる光を見て機械が自動的に近視や遠視、乱視を測定します。
この原理自体は結構昔から変わっていなく最新の機種でも基本的にはやっていることは同じです(笑)まぁ精度的なものは上がっていると思いますが、あくまで初期検査に使うもので実際の眼鏡を作る際には必ず目の前でカチャカチャレンズを変えて確認し、お客様の使用環境やどういう見え方を求めているかをヒヤリングしながら決定していきます。
現代では皆さんの感覚では眼鏡は簡単に安く作れるようになったと一般的には思われていると思いますが、きちっとした基礎知識とキャリアでちゃんとした眼鏡を求めていただきたいと思っています。
認定眼鏡士と認定補聴器技能者のいる店
メガネのイザワ
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