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補聴器の話

先日補聴器をお買い上げいただいた時の話です。

お客様は90才女性聴力レベルはこんな感じでした

photo:01


グラフの見方を説明すると赤丸が右耳、青バツが左耳、グラフの左側が低い音で右に行くに従って高い音になります。
このグラフは上の方が起点になり下に行けば音が大きくなります。
なので印がなるべく上にある方が小さい音が聞こえたということになり、下に行くほど大きな音じゃないと聞こえなかったという事になります。
この表は店内用で私が自作したものですが一般的に濃いグリーンのところにグラフが入っていれば補聴器は必要ないだろうという判断んいなります。(おおよその判断基準として)

この方は普段から耳鼻科にかかっていることもあってそのまま補聴器購入検討ということになりました。

photo:02


平均聴力レベルはこちら



そして言葉の聞き取り検査はこちら
まず右耳
最初50dBでの聞き取りが正答率55%、二回目は70dBで75%
photo:03



続いて左耳は60dBで35%、80dBで80%という結果になりました。
photo:04



本来は最高語音明瞭度といってボリュームを段階的に測ってどのボリュームが一番聴きやすいか?比べますが、検査が長くなるとお客様の疲労もありますので、今回はここまでにしました。

そしてここで何がわかるかというと、一般的な会話でのボリュームは30dB前後だと言われていて50dB前後だと大きめの声の会話だと言われています。
単旬にこの方の場合50dB前後の少し大きめの声の会話の時に半分位しか言葉を判読できないということになります。
ただ人間の会話は耳からの情報が全てではないので口の動きや話の流れから推測する部分もありますので一概には当てはまりませんが、人一倍神経を使って会話をしているということになります。

そして75~80dBでの会話となると耳元で大きめな声でしゃべるとわかりやすくなります。

日常ではいろいろな条件があり、慣れている人との会話ばかりであれば補聴器を付けずに大きく話してもらえばなんとかなると思いますが、それでは一緒にいる方も疲れちゃいます(笑)

そして今回のお客様は90才と言っても大変若く、活発で習い事などもされていてお友達と会う機会も多いようです。

今回の結果から充分に補聴器の効果が出せると、視聴していただいてお買い上げいただきました。

なかにはボリュームを上げても言葉聞き取りが思うように上がらない方もいらっしゃいます。
単純に耳が遠くなったから補聴器をすれば充分に補えるというわけではありません。

もし耳の聞こえが気になる方は、お近くの耳鼻科さんへご相談してみてください~♫

メガネのイザワ
大田区仲六郷2-31-9




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