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視生活を明るく快適に メガネのイザワ

メガネのイザワが語る!眼鏡をかける事で変わった私の人生

こんにちはメガネのイザワです、今日は眼鏡をかける事で変わった私の人生という事でちょっと語ってみたいと思います

 

眼鏡をかけることになったきっかけ

父が作ったメガネのイザワは今年で創業50周年を迎えます、私は生まれてからずっと眼鏡屋で育ち、昔は店舗兼住宅だったので家の玄関は自動ドアでした(笑)

そんな眼鏡に囲まれて育った私ですが、視力は良くて幼少期には眼鏡にお世話になる事はありませんでした。
ただ幼いころから人混みが苦手だったり、眼が疲れやすく頭痛を起こしやすかったりする部分がありました。

中学生頃だったかと思いますが、相変わらず視力は良かったのですが、頭痛が起こりやすい事や本を読むのが苦手というのがあり、なんとなく父親に眼の検査をしてもらったら弱い乱視だという事がわかりました。

当時知識がない私としては視力が良いのに弱い乱視の眼鏡を掛けても変わらないだろうな?と思っていましたが、眼鏡をかけ始めると最初はあまり実感を得られませんでした。

その頃は中学生くらいで眼鏡を掛けている子は少なくなんだか眼鏡を掛けているのが周りから浮いてるなと感じてましたが、思い返してみれば頭痛が起こりにくくなったという実感がありました。

眼鏡に対しての知識を付けた今、当時の弱い乱視の度数でも「見え方」に満足していても「眼鏡をかける意味」を知ったのはこのころだったかと思います。

 

一般的には「視力が良い」と言われる事も「遠くの細かい視力表を判断できるか?」という検査はもちろん見え方を測る一つの判断材料としては必要不可欠ですが、「見え方の質」を測る判断材料にはならないと思います。

一般的に視力0.6が見えていれば一般的な生活には支障がないと言われていますが、その0.6という視力がはっきり見えてるのかなんとなく判断できるのか?では「見え方の質」が違うというのは想像できるかと思います。

なんとなく判断できる世界で頭で常に「これはこうかなぁ?」「違うかなぁ?」という状態で過ごすことは非常に疲れると思います。

ただ乱視ではなくて近視の方の場合は「近くに行けば見えるじゃん」と見えない部分を許容して割り切っている方もいらっしゃいます。

見え方の質にかかわる要因がどこにあるのか?を知り「視力だけで判断する」というのは間違っている部分はあるかと思います。

視力は見え方を測る一つの判断材料に過ぎないのです。

 

眼鏡をかける事で見え方や見られ方が変わった

眼鏡をかけ始めることになったのは中学生頃でした、先ほども書いた通り、学校で眼鏡を掛けている子は何人いたか?

時代も時代なので当時私が通っていた中学校は一学年10組あったので300人中で数えるほど・・・と考えてみると非常に少なかったのではないでしょうか?

現代では「子供の近視化」なども世界的に問題になっていたりアイケアに対してのリテラシーが上がっていて「こども眼鏡」に対しての意識もだいぶ変わってきたなという印象を持っています。

見え方に関しては、今まで裸眼で見え方に対しては不満がなかったけれど、眼鏡を掛けて「見える世界」を知ってしまうと「今まで見えると思っていた物がぶれて見える」という事に気づきます。

よく都市伝説的に「眼鏡を掛け始めると目が悪くなる」と思っている方も多いと思いますが、眼鏡を掛け始めて度数の進行があるというエビデンスはなく、むしろ見えずらい世界で眼を頑張らせてしまう事の方が良くないのではないかと私は思います。

そして見られ方ですが、当時は眼鏡に対してネガティブなイメージも強く特に学生が掛けるメガネにファッション的要素はあまり無いどころか、そのカテゴリーすら無かった印象です。
強いて言うならば大人たちが掛けるメガネとしてブランドの眼鏡が多くありました。

今思えばすごく滑稽ですが、当時の眼鏡はどんなフレームにも「名の知れたブランド名」がついていました(笑)

OEM商品が圧倒的に多かったのです、今でもその名残はありますが、グッチ、ディオール、サンローランなどはまだわかりますが、コカ・コーラとかもありましたね・・・

確か私が当時かけていたのはお店で売れ残ったラルフローレンのフレームを掛けていたと思います。
しかも今ほどデザインが様々あるわけではないのでほんとに同じような形のセルフレームに「ラルフローレン」のロゴがついているだけって感じだったと思います。

 

そんな感じだったので当時は眼鏡を掛けていることをイジられるという感だったと記憶してますwww

眼鏡で変わった人生

生まれてからずっと眼鏡が当たり前のようにそばにあり、かといって子供の頃は眼鏡に興味は全くありませんでしたw

私の興味が車やバイク、機械など工業系が好きで、地元の蒲田近辺も昔は町工場が多くあり、ちょっと路地裏に入ると油のにおいがする事が当たり前でした、そしてその油のにおいが好きでした。

そんな機械好きな私は工業高校に行きました(学力が低かった説もあり)

将来的にも工業系の仕事に着きたいと思っていましたが、高校卒業の頃お店に出入りしてる業者さんから「眼鏡の専門学校」がある事を教えてもらいました。

考えが甘っちょろい私は「専門学校に行ったらまだ遊べるな」と浅はかな考えで眼鏡専門学校に行くことにしました。

 

眼鏡の専門学校は将来眼鏡屋になるべく日本の全国各地から集まっていました。

実家が眼鏡屋の人も多いですがまったく眼鏡業界関係なく来ている人もいていろいろな人に出会えて楽しい学生生活を送りました。

正直この頃もまだ眼鏡に興味がなく←おい

2年生になったころから始めた眼鏡店でのバイト。量販店でブランドの眼鏡を安くたくさん売るお店でした(当時まだスリープライスショップはない)

お客さんがたくさん来るので検眼も大変、加工も大変、出来上がりのお渡しも大変という感じのお店でした。

実家のお店しか知らない私はびっくりしました。
当時バブルの名残もあり実家のお店も結構忙しかったかとは思いますが上には上が・・・といった感じですかね。

この頃から私の眼鏡に対する興味が湧いてきた時期になります。

ただ、眼鏡が儲かるとかそういう事ではなくて、もともと好きだったモノづくりの感覚と眼鏡の加工とかお客様の見え方を作っていくという所に惹かれていったかと思います。

 

その後修行という形で眼鏡店へ勤めることになるのですが、長くなってきたので次の機会にしたいと思います。